妊婦健診の血液検査で何がわかる?検査項目・費用は?回数・頻度も紹介!
【医師監修】妊婦健診の血液検査はどんな検査で何がわかるのでしょうか。検査結果次第では治療も必要となるので気がかりです。血液検査の項目、費用、回数、頻度などについて妊娠初期、中期、後期別にドクターの助言を交えて紹介します。初めて妊婦さんは特に参考にしてください。
妊婦健診の血液検査で何がわかるの?

妊婦さんは胎盤を通して胎児に酸素や栄養を届けなければいけません。赤ちゃんに届ける妊婦さんの血液の状態をしっかり検査することは、とても大切です。
妊婦健診で血液検査をして、妊婦さんの血液に問題がないかを調べれば、もし問題があったとしても早めに対処することができます。妊婦さんの血液検査では血液型検査をはじめ、貧血の検査や梅毒の検査など、いろいろな項目を検査します。妊婦さんと赤ちゃんの健康を守る検査なので、血液検査の内容をよく確認してください。
(1歳半健診については以下の記事も参考にしてみてください)
妊婦健診の血液検査の回数・頻度は?

妊婦健診の血液検査の回数・頻度はどのくらいなのでしょうか?
妊婦健診の血液検査の回数は、妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期に1回ずつくらいの頻度で2~4回程度受けるのが一般的です。しかし、血液検査の結果によっては妊娠初期から高い頻度で経過を見る必要があります。
《妊娠初期》の血液検査の項目

妊婦健診の血液検査には、どんな項目があるのでしょうか?妊娠初期から受ける血液検査の11個の項目を紹介していきます。妊娠初期で、これから検査を受ける妊婦さんは項目をよく確認してください。
血液型検査
妊婦健診の血液型検査はABO式とRh式で血液型を調べます。
出産の時など、急に血液が必要になる場合があります。輸血が必要になった場合に備えるのがこの血液型検査です。
貧血検査
貧血検査ももあります。妊娠中は血液中の酸素や鉄分が薄くなってしまい、貧血を起こしやすくなるためです。妊娠前は貧血を起こさなかった妊婦さんが、妊娠中に貧血を起こしてしまうことも少なくありません。
(妊婦さんの貧血対策については以下の記事も参考にしてください)
梅毒血清反応検査
性感染症の有無を調べる梅毒血清反応検査は妊娠初期の血液検査に欠かせない項目です。梅毒に感染していると、胎児に感染して、早産や流産などの結果を招く場合もあります(※1)。検査の結果、梅毒にかかっていると診断された場合は、早めに治療をすることがとても大切です。
HBs抗体検査
B型肝炎ウイルスに対する抗体の有無を調べるHBs抗体検査もあります。B型肝炎ウイルスは体液や血液を通してB型肝炎を引き起こすので、妊婦さんと赤ちゃんにとっては大敵です。もしHBs抗体検査の結果が陽性なら、「以前B型肝炎にかかったけれど、今は治って免疫がついている」ということを表します。
HCV抗体検査
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