ソフロロジー出産のやり方!4つの呼吸法で陣痛・分娩が楽!いきみ逃しも不要に!

【医師監修】痛くない出産方法、ソフロロジー出産とはどんなやり方なのでしょうか?4つの呼吸法で陣痛、分娩が楽になり、いきみ逃しも不要というソフロロジー出産について、呼吸法の動画や先輩ママの体験談を交えて説明します。ドクターの助言もあります。参考にしてください。

Contents
目次
  1. ソフロロジー出産とは?
  2. ソフロロジー呼吸法のやり方を動画で解説!
  3. ソフロロジー出産では陣痛時のいきみ逃しが不要?
  4. ソフロロジー出産を試した人たちの体験談!
  5. ソフロロジーとラマーズ法の違いは?
  6. ソフロロジー出産を試してみよう!

ソフロロジー出産とは?

ソフロロジー出産という方法を知っていますか?出産というと「ひっひっふー」という呼吸のラマーズ法が一般的に知られていますが、痛くない分娩法としてソフロロジー出産が知られるようになりました。まずは、ソフロロジー出産の特徴から紹介していきます。

(出産については以下の記事も参考にしてください)

陣痛が5分間隔でくる!痛くない?出産までの時間や子宮口の状態など!

ソフロロジー出産とは【ただ吐くだけの呼吸法】

ソフロロジー出産とは、息をただ吐くだけの呼吸法を取り入れた出産のやり方です。たっぷり息を吸い込み、ゆっくりと長く息を吐き続けます。陣痛や分娩中は、妊婦さんがこの呼吸法を意識するだけで痛くないリラックスした出産ができるとされています。呼吸の仕方を覚えるだけなので、比較的簡単に取り入れられる方法ともいえます。

ソフロロジー出産とは【赤ちゃんに酸素を送る】

ソフロロジー出産とは、赤ちゃんに酸素を送ることを意識することが大切だとしています。赤ちゃんのことを思い、赤ちゃんのために呼吸をすることで、出産が幸せな時間になるとしているのです。

陣痛の間は、妊婦さんは赤ちゃんに酸素を送るために呼吸をし続けることがとても大切です。陣痛や分娩中にうまく呼吸するためには、息を吸うことよりも吐くことを意識した方がよいといわれています。

ソフロロジー出産とは【痛みを受け入れる】

ソフロロジー出産とは、陣痛や分娩の痛みを耐えるのではなく受け入れる出産のやり方です。息をとめたり、いきみ逃しをしたりして痛みに耐えるのではなく、呼吸をゆっくり続けて痛みをそのまま受け入れることが大切だとしています。

妊娠中からイメージトレーニングを行うことで、陣痛や分娩の痛みを受け入れやすくなります。痛くない出産というよりは、痛みを受け入れてリラックスできる出産といえるでしょう。

ソフロロジー呼吸法のやり方を動画で解説!

ソフロロジー出産のやり方は、呼吸法がとても重要になります。妊娠中から呼吸法をイメージトレーニングしておくことが、ソフロロジー出産を成功させるポイントともいえるでしょう。ここからは、ソフロロジー呼吸法のやり方について動画でくわしく解説していきます。

リエ先生

産婦人科医

呼吸法については様々なものがありますが、共通していることは、痛みに囚(とら)われないということです。陣痛は痛いものですが、呼吸に意識を集中させることで、痛みを和らげることができるようになります。

(出産については以下の記事も参考にしてください)

出産の兆候11選!腰痛や頻尿も関係する?お腹の張りも?

陣痛がまだ強くない時

陣痛がまだ強くない時のソフロロジーの呼吸法は、気持ちを落ち着かせるために行うもので「完全呼吸法」といいます。まずは、あぐらなど楽な姿勢をとり、全身の力を抜きます。その体勢で、10〜12秒に1回のペースで呼吸をしましょう。

1、2で鼻から息を吸いお腹をふくらませ、3、4で胸から肺までを大きくふくらませます。その後、5〜10秒以上かけてゆっくりと息を吐きましょう。これを繰り返します。ゆっくりと腹式呼吸をするのがポイントになります。

陣痛が少し強くなってきた時