妊婦は栄養ドリンクに要注意!妊娠中にリポビタンD・チョコラBBは飲んでも大丈夫?

【医師監修】妊婦が気をつけなくてはならない栄養ドリンクの種類や、妊婦が栄養ドリンクを飲む際の注意点、選び方などを紹介します。あわせて、妊娠中の風邪、疲労におすすめの栄養ドリンクや、栄養ドリンク以外で簡単に栄養素を摂取する方法も紹介していきます。

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Contents
目次
  1. 栄養ドリンクとは?どんな種類がある?
  2. 妊婦はリポビタンDなど栄養ドリンクを飲んでも大丈夫?
  3. 妊婦が栄養ドリンクを飲む際の注意点・選び方
  4. 妊娠中の風邪・疲労におすすめの栄養ドリンク5選!
  5. 妊婦さんは栄養ドリンクに頼る前に食生活などの習慣を見直そう
  6. 栄養ドリンク以外で簡単に栄養素を摂取する方法は?
  7. 妊娠中に栄養ドリンクを飲む際は注意をしよう!

カルシウムを簡単に摂取するには、牛乳や乳製品を積極的に食事に取り入れましょう。カルシウムはビタミンDやたんぱく質、クエン酸と一緒に摂取すると吸収率が良くなります。豆腐や小松菜、レモンなどに多く含まれていますね。乳製品などの動物性カルシウムは、加熱しても栄養成分が分解しないのでいろいろな料理にも使えるので試してみるとよいでしょう。

例えば、チーズ入りのサラダに自家製の酢やレモンを使ったドレッシングをかけるだけで、カルシウムの摂取が簡単にできる一品になります。カルシウムは、赤ちゃんの骨や歯を形成するために必要な栄養素です。また、母体の血圧を下げる効果もあるので積極的に取り入れたいものですね。

鉄分の簡単摂取法

動物性の鉄分が多く含まれるものには、牛もも赤身肉やレバー、アサリなどがあります。植物性鉄分が含まれるものに、厚揚げがありますね。これらの食材とビタミンCやたんぱく質の含まれる食材を一緒に食べることで、鉄分の吸収率が良くなります。牛肉ソテーなどにブロッコリーやジャガイモなどを添えると良いでしょう。

赤ちゃんが成長するためには、多くの鉄分が必要です。そのために、妊娠中に貧血になる妊婦さんは多いものです。貧血にならないためには、鉄分の摂取は不可欠でしょう。鉄分の中には、動物性と植物性のものがあります。動物性の鉄分は吸収が良いのですが、植物性の鉄分は吸収されにくいと言われています。両方の鉄分をバランスよくとりましょう。

(妊娠初期に避けたい食べ物については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠超初期の食べ物で避けるべきものは?体にいい栄養素・献立なども紹介!

妊娠中に栄養ドリンクを飲む際は注意をしよう!

栄養ドリンクは簡単に栄養補給が出来るのが利点ですが、妊娠中のことを考えるとなるべく食品などからの摂取を心がけたいものです。妊娠初期や後期にある食欲不振の時や、つわりなどで食事から栄養補給が出来ないような場合に栄養ドリンクに頼るのは問題ありません。

栄養ドリンクを飲むときは、成分や用法・用量を守ることが大事です。含まれている成分や摂取量に気を付けながら上手に活用することが望ましいですね。