経産婦は出産時間が短い？子宮口が開きやすい？初産より後陣痛が痛いのは本当？

体験談からも経産婦の場合は、子宮口の開くスピードがかなり早いということがわかります。一度出産を経験しているということもあり、おしるしや破水など出産の兆候も早く出やすい場合もあります。出産の兆候の出方も人それぞれですが、自覚症状がわかりにくいこともあるようです。

経産婦の出産は早く進みやすく、子宮口が全開になって出産するまでが短くなる傾向があります（※2）。初産よりも陣痛が強烈で、早く産まれたという体験談が寄せられています。

経産婦は産道が柔らかくて子宮収縮がしやすいためスピード出産になることが多いのです。病院に着く前に出産してしまう可能性もあるので、陣痛タクシーなどの移動手段も確保しておきましょう。

経産婦は一度出産を経験しているため、出産の兆候や分娩までの流れを知っています。そのため初産のときよりも気持ちに余裕を持って出産に臨むことができ、体力的にも精神的にも余裕を持ちやすかったという体験談です。経産婦の場合は、上の子がいる状態での妊娠出産になるので、産後の疲れが残らないようにゆっくりと過ごしましょう。

経産婦の場合、初産のときよりも後陣痛の痛みが強いといわれています。なぜ後陣痛は経産婦ほど強くなってしまうのでしょうか？出産後にやってくる後陣痛について紹介します。

後陣痛とは大きくなった子宮を元の大きさに戻していく「子宮復古」によって起こる痛みです（※3）。子宮を収縮させ、出血を止める役割もあります。

生理痛のような痛みで不規則に起こり、経産婦のほうが痛みを強く感じるケースが多いでしょう。経産婦は出産を経験し子宮が柔らかく大きくなっていて、そのぶん強い子宮収縮が起きます。そのため経産婦のほうが痛みを強く感じてしまうのです。

痛くてつらい陣痛がやっと終わったのに、また痛みが起こってしばらく続くというのはつらいものです。後陣痛は出産を終えた後の回復のためとはいえ、あまりの痛さに心が折れそうになったという声も寄せられています。初産では気にならなかった痛みだったのに、二人目の出産で激痛になりびっくりしてしまう人が多いようです。

（後産や後陣痛については以下の記事も参考にしてください）