おしるしから陣痛・出産までにかかる平均時間は？経産婦と初産婦で違いはある？

おしるしの量は人によって異なりますが、血の塊や大量に出血を伴う場合は注意しましょう。前にも紹介した通り、大量の出血は常位胎盤早期剥離も考えられます。激しいお腹の痛みと同時に大量の出血がある場合は、病院に連絡を入れましょう。また出血が少なくても問題がないとは言い切れません。

出血の他にも気になる症状があらわれているなら様子を見るのではなく、すぐにかかりつけの産婦人科医に相談しましょう。

破水の量が少ないとおしるしと見分けがつかない場合もあります。破水が起こった状態をしばらく放置しておくと赤ちゃんに危険が及びます。どちらか見分けがつかない場合は、色やニオイを確認して、破水の症状かどうか判断しましょう。どちらか自分で判断できない場合は、すぐに病院に連絡して症状を伝えましょう。

おしるしを境に、お腹の赤ちゃんの胎動が減ることはありません。おしるしがきてから赤ちゃんの様子がおかしいと感じたら病院に連絡しましょう。そして胎動を確認しましょう。胎動を確認する方法には10カウント法があるので、同じ時間帯に横になって胎動を10回感じるまでの時間を前もって計測しておくと普段と違うかどうかを比較できます。

いつもは頻繁に感じる胎動が数時間経っても感じられない場合や、胎動を10回感じるまでに1時間以上かかるなど、明らかに回数が減ったと感じたら注意が必要です。

（胎動カウントについては以下の記事も参考にしてみてください）

実際に出産を経験したママ達は、おしるしが来てからどのように陣痛・出産に至ったのでしょうか。ここでは参考になる先輩ママたちの体験談を紹介していきます。臨月を迎えている妊婦さんは、おしるしがきても焦らないよう体験談を参考に対処してみましょう。

おしるしがあってその日のうちに陣痛・出産となる妊婦さんもいます。しかし陣痛があっても初産婦さんの場合は、本陣痛になるまで時間がかかる場合が多いので、赤ちゃんに会うまで陣痛と長期戦になることがほとんどです。

おしるしがあってもすぐに陣痛、出産とはいかないパターンもあります。なかなか陣痛がこないからといって焦る必要はありません。おしるしがあったら入院準備をして破水や陣痛が始まるのを待ちましょう。

またおしるしがあってもシャワーやお風呂に入っても問題ないとされています。陣痛中や産後はすぐにお風呂に入ることができないので、なかなか陣痛が来ない場合はお風呂に入ってゆっくり過ごしてリラックしましょう。

おしるしは薄いピンク色の場合もあれば、鮮やかな血や体験談のようにチョコレートソースのような茶色い場合もあります。人によっておしるしの症状は異なります。いろんな症状のおしるしがあることを知っておくと、自分におしるしがあっても慌てずに判断することが出来ます。

またおしるしから陣痛までに時間がかなりかかる妊婦さんもいます。なかなか陣痛が来ないと焦ってしまいますが、赤ちゃんがゆっくり準備をしていると考えて冷静に赤ちゃんのタイミングを待ってあげましょう。