会陰切開の抜糸後の痛みは?産後いつするの?所要時間・溶ける糸についても!

出産時に会陰切開を行う場合があります。一時的に切って縫合するので、抜糸の際は痛みがあります。抜糸は産後いつして、その所要時間、抜糸後の痛みの有無などについて先輩ママの体験談を交えて説明します。「溶ける糸」についても紹介します。妊婦さんはぜひ参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 会陰切開とは?
  2. 会陰切開の抜糸は必要?
  3. 会陰切開の抜糸は産後いつするの?所要時間は?
  4. 会陰切開の抜糸の痛みは?
  5. 会陰切開でも抜糸の必要がない『溶ける糸』がある?
  6. 糸が溶ける前に痛みがある場合はどうする?
  7. 会陰切開の抜糸はどんな感じだった?〜先輩ママの体験談〜
  8. 会陰切開の抜糸について、しっかり知っておこう!

会陰切開後の痛みは、抜糸をすると楽になるといわれています。できれば早く抜糸してもらいたい反面、抜糸は簡単にできるものなのか、その所要時間も気になるところです。

会陰切開の抜糸をするタイミング

会陰切開の抜糸をするタイミングは普通分娩の場合、経過がよければ出産から約4日~5日くらいで退院します。抜糸をするタイミングはこの退院の1日前くらいという産院が多いです。早ければ産後3日くらいで抜糸する産院もあります。

いずれにしても、ママの傷口の状態が良く、抜糸しても問題ないと医師から判断されてから抜糸は行われます。

会陰切開の抜糸にかかる所要時間

会陰切開の抜糸にかかる所要時間はだいたい5分~10分です。会陰切開で縫合した部分は、相当縫われていたように感じますが、実は2~3cmです。なので、抜糸自体はあまり時間がかかりません。もちろん、かなり傷口が深く、縫合した部分が大きければ、その分時間がかかることもあります。

会陰切開の抜糸の痛みは?

会陰切開の抜糸で、多くのママが痛みがあると感じています。1本の糸を一気に抜くわけではなく、少しずつ丁寧に抜糸しますので、一瞬で終わるものではありません。そのため、毛を抜いた時のような痛みや、太い針で刺されるような痛みを感じます。

会陰切開の抜糸後の痛み

会陰切開の抜糸後の痛みは2、3日もすればなくなる場合がほとんどです。それまでの突っ張ったような痛みや、座る時の痛みなどから解放されてとても楽になります。トイレやシャワーも行きやすくなりますし、赤ちゃんのお世話に集中しやすくなります。

会陰切開でも抜糸の必要がない『溶ける糸』がある?

会陰切開の縫合に使われる糸は絹糸の他に抜糸をしない、体内に吸収される溶ける糸を使うこともあります。抜糸にかかる時間や、抜糸の痛みもないため、最近ではこの溶ける糸を使う産院も増えてきています。

糸が溶ける前に痛みがある場合はどうする?

溶ける糸は抜糸をしないので、痛い思いをしなくて済む、というわけではありません。縫合後の突っ張るような痛みが長く続きます。溶ける糸は、この痛みが産後いつまで続くのか気になります。また、糸が溶ける前に、痛みが続いているという場合の対処方法はあるのでしょうか。

溶ける糸は産後いつまで痛いの?

溶ける糸は産後いつまで痛いのでしょうか。

産後4日くらいで抜糸をする絹糸に対して、溶ける糸は抜糸をしないので、自宅に帰ってからも痛みが続きます。産後の1カ月健診の時には痛みもなくなり、溶ける糸が完全に溶けていることを医師に確認してもらえるケースが多くなっています。

1カ月も痛みが続くと思うと気が遠くなりそうですが、実際には痛みというよりも、溶けきる前はかゆみや腫れたような違和感を感じることもあります。

男の子ママ

30代

出産時2回とも溶ける糸でしたが、とにかく痛い期間が長い!(笑)最後の方はかゆくなってきて、ウォシュレットがないと生きていけませんでした。