苗字に合う名前を名付けるコツ！響き・画数のバランスなど組み合わせるポイントを紹介！

1つ目は、苗字と名前のバランスを考えることです。苗字と名前に使う漢字の意味が真逆、苗字が珍しくて名前も難しい読み方、苗字と名前が合いすぎて芸名みたいになってしまうなど、苗字との相性に注意して赤ちゃんに名前を名付けるようにしましょう。例えば以下のような名前はバランスが悪いと言えます。

・大田小町（おおたこまち） 18画
・日下部七音（くさかべどれみ） 29画

また最近は、赤ちゃんにキラキラネームを名付ける両親も増えていますが、10年後、20年後、赤ちゃんが大きくなって社会に出た時に誇れる名前を名付けてあげましょう。人気の漢字や、かっこいいから・かわいいからといったイメージだけに捉われず、親の自己満足やエゴにならないように注意が必要です。

2つ目は、苗字と名前の響きに気をつけることです。名前の響きは、漢字だとわかりづらいですが、声に出して名前を読んでみると違和感に気づきやすいでしょう。例えば「結城裕也（ゆうきゆうや）」などは「ゆう」の部分が被ってしまっているので、名前を呼ぶ際に少し違和感を覚えます。そのほかにも以下のような名前があげられます。

・澤田爽子（さわださわこ） 35画
・幸田浩太（こうだこうた） 27画
・東堂透子（とうどうとうこ） 32画

漢字だけではどうしてもこの違和感に気づきにくいので、ひらがなで書いてみたり言葉にして問題ない名前を赤ちゃんに名付けてあげましょう。

苗字と名前の字画数にも注意が必要です。苗字の字画数が多いのに名前は1文字などは、苗字に印象やイメージを全て持っていかれるので大事な名前を覚えてもらえない可能性もあります。

また「諏訪部愛美（すわべあみ）」といった名前は素敵な名前ですが、字画数は59画もあります。このように、苗字の字画数も名前の字画数も多くなってしまうと、漢字にした時にゴテゴテしてしまいますし名前を書くのに時間がかかってしまうので注意しましょう。

（子供の名前の字画数ついては以下の記事も参考にしてみてください）

苗字と名前で同じ漢字が入らないようにするのも大切です。例えば「安村安子（やすむらやすこ）」「小野小夏（おのこなつ）」など、苗字と名前に同じ漢字が入ってしまうと全体のバランスも悪くなってしまいます。そのほかには以下の名前もあります。

・鳥居小鳥（とりいことり） 33画
・鈴木美鈴（すずきみすず） 39画
・茅野芽衣（かやのめい） 33画

「どうしてもこの名前がいい！」という場合は別ですが、そうでないのならできる限り苗字と同じ漢字やよく似た漢字は名前に使わないようにしておきましょう。

続いてのコツは、苗字と名前が同じ発音にならないようにすることです。例をあげると「金子兼子（かねこかねこ）」などは苗字と名前が全く一緒なので、読みづらかったり苗字と名前が区別できな原因にもなるので注意しましょう。そんほかには以下の名前などがあげられます。

・三木美希（みきみき） 23画
・高尾孝雄（たかおたかお） 36画
・鳴海成美（なるみなるみ） 38画

印象が強くイメージとしては残りやすいですが、合う合わないで言ったら間違いなく合わないので、できるだけ避けたほうがいい組み合わせです。

苗字と名前で同じカテゴリを入れないことも大切です。このカテゴリというのは、季節の漢字や漢数字などがあげられます。例えば「秋元春香（あきもとはるか）」「七瀬五月（ななせさつき）」などの名前は、春のイメージと秋のイメージがごちゃごちゃになってしまったり、統一感に欠けてしまうので注意しましょう。

また、「猪口春馬（いのぐちはるま）」などの動物の名前もカテゴリとして被りがちなので注意が必要です。そのほかには以下の名前などがあげられます。

・熊田竜也（くまだたつや） 32画
・冬木夏美（ふゆきなつみ） 28画
・桜田小雪（さくらだこゆき） 29画

苗字に春夏秋冬の漢字や季節を表す漢字、動物を表す漢字などが入っている場合は、なるべく同じようなカテゴリの漢字を使わないほうがいいかもしれません。

（春生まれの男の子の名前については以下の記事も参考にしてみてください）