雛人形を片付ける時期はいつ?一夜飾りは縁起が悪い?娘の婚期が遅くなる噂の真相も!

ひな祭り(桃の節句)に雛人形を飾る時期・片付ける時期や、雛人形の片付けが遅れると娘の婚期が遅くなる?という噂について紹介します。雛人形の片付け・収納のコツも紹介しますので、雛人形の片付けの方法について気になるママはぜひ参考にしてみてくださいね。

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Contents
目次
  1. 雛人形を飾る時期はいつ?
  2. 雛人形を片付ける時期はいつ?一夜飾りは縁起が悪い?
  3. 雛人形の片付けが遅れると娘の婚期が遅くなる?
  4. 雛人形の片付け・収納のコツ
  5. ひな祭り(桃の節句)の雛人形の片付けについて知っておこう

一夜飾りは縁起が悪い?

基本的に雛人形を飾る日は決まっていません。しかし、ひな祭りの前日になって慌てて雛人形を飾ることは縁起が良くないとされています。お葬式を連想させてしまうため、お正月の門松や松飾りでも、一夜飾りを避けるべきだと考えられているのです。

雛人形はひな祭りが終わり次第片付けることが多いので、一週間ほど前から雛人形を飾り、少しでも長く華やかな気分を楽しむことができると良いですね。

雛人形の片付けが遅れると娘の婚期が遅くなる?

雛人形の片付けが遅れると婚期を逃す、という説を聞いたことがあるママも多いでしょう。しかし、あくまでも俗説です。節句が過ぎたのにいつまでも片付けしないようなだらしない性格に警告をする意味でそのように言われるようになったとされています。

娘を嫁がせることが親の義務だった時代に、娘を嫁がせることを「片付ける」と表現していたため、そこから「雛人形をいつまでも片付けないと娘が片付かない」という言い伝えが生まれたという説もあります。

そのほか、ずっと雛人形を片付けないでそばに置いていると、人形の穢れが子供に戻ってきてしまう、という考え方もあります。ひな祭りは元々子供の穢れを人形に移し川に流す、という行事だったので、雛人形を片付けることは川に流すことと同じ意味を持っていると考えられているのでしょう。

どれも俗説ではありますが、だらだら長く雛人形を飾らないようにするため、ひな祭りが終わったらなるべく早いうちに天気の良い日を選んで雛人形をしまうようにしてくださいね。

(子供が片付け上手になる収納については以下の記事も参考にしてみてください)

子供が片付けたくなるおもちゃ収納*7つのポイント&秀逸なアイデア集!

雛人形の片付け・収納のコツ

雛人形をどのように片付けるべきなのか分からず、困ってしまうママも多いでしょう。以下から雛人形の片付け方や収納のコツを紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

外気に当てて湿気をとる

雛人形を片付ける時は、人形にカビが生えないように一度外気に当てて湿気をとりましょう。この時、道具やパーツをなくさないよう細かな装飾品を外したり順序通りに片付けたりするなど、次に雛人形を飾る時に迷わないように工夫してくださいね。

元の箱に戻す

雛人形は、基本的に、元入っていた箱に戻すようにしましょう。特に七段飾りなどの段飾りの場合は人形の数が多いので、間違えないよう慎重に片付けてくださいね。

元通りに人形をしまえる自信がないママは、雛人形を出す時に、どのように収納されていたのか写真を撮っておくと良いでしょう。写真を見て片付ければ、間違いなく元通りに片付けることができます。なお、雛人形を片付ける時は人形用の防虫剤を入れるようにしてくださいね。

小さな飾りは小箱などにしまう

人形が手に持つ道具はとても小さいので、なくしてしまう可能性があります。剣や装飾品などの小さな道具はまとめて小箱やファスナー付きの袋に入れて収納すると紛失しにくいですよ。

小さな子供は雛人形の小物で遊びたがることが多くあります。小さな子供のいる家庭では雛人形を飾る前に小物の数を数えておき、片付ける時に数を確認することをおすすめしますよ。

(小物の片付け方については以下の記事も参考にしてみてください)

アクセサリーをおしゃれに収納!アイデア実例60選!壁や引き出しなどやり方別に!

和紙などで人形を包む

ホコリが付いたまま片付けると、雛人形にカビやダニなどが付く原因になります。人形に付いたホコリは筆やハタキなどで丁寧に払い落しましょう。

次に、ホコリを払った後に人形が動いてしまわないよう、薄い和紙で包みます。雛人形の顔は、髪の毛と一緒に薄い和紙でそっと包んでくださいね。箱の中で人形同士がぶつかって壊れてしまう可能性もありますので、隙間には和紙などを丸めて詰めましょう。

ひな祭りはもともと、穢れを人形に移し川に流す行事でした。雛人形を片付けることは川に流すことと同じくらい重要な役割を持っています。穢れを引き受けてくれた雛人形に感謝し、丁寧に片付けを行うようにしてくださいね。