つわりが辛い!助けて!出産より辛い?つわりの体験談と対処法10選

【医師監修】妊娠すると「つわり」と呼ばれる辛い症状を、多くのママが経験します。つわりの症状は人それぞれですが、「出産よりも辛い思いをして、なんとか乗り切った」というママもいるくらい。今回は人によって違うつわりの症状や、様々な体験談や対処法をご紹介します。

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専門家監修
リエ先生
産婦人科専門医.。国立大学医学科卒業後、初期研修、後期研修を経て、現在大学病院で勤務しています。患者様の不安を少しでも取り除き、正しい知識を啓蒙できればとと思います。
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Contents
目次
  1. 妊娠するとどうしてつわりが起こるの?
  2. 辛いつわりはどんな症状がある?
  3. 辛いつわり症状が続くと危険?
  4. こんなに辛いつわりで赤ちゃんは大丈夫?
  5. みんなはこれで乗り越えた!辛いつわりの対処法10選
  6. みんなの辛いつわり体験談!
  7. 辛いつわりも赤ちゃんのため!負けん気で乗り越えよう

よだれつわりは「唾液過多症」とも呼ばれ、唾液が過剰に分泌されてしまう症状を言います。よだれがたくさん分泌されるせいで口の中の不快感が強まり、吐き気を引き起こしてしまうことも。飲み込んでも吐き出しても対処できないのが辛いところです。

つわりの症状【眠りつわり】

どこで何をしていてもとにかく眠気が襲ってくるのが眠りつわりです。起きている間は体がだるく感じ、やる気が湧いてきません。眠りつわりのせいで、仕事や家事が手につかなくなってしまったという体験談も多くありました。

辛いつわり症状が続くと危険?

妊娠初期の辛いつわりの症状は本人にしか辛さが分からず、ストレスを溜め込んでしまいがちです。辛いときは自分のため、お腹の胎児のためにも決して無理はせず、周りの人に助けてもらい協力をお願いしましょう。

妊娠悪阻(にんしんおそ)とは?

妊娠悪阻(にんしんおそ)とは妊娠初期のつわりの症状がとても重く、食事がまったくとれない状態や、食べてもすぐ吐き戻してしまったりする症状です。場合によっては水分さえとることが難しく急激に痩せたりと、胎児もママも危険な状態になってしまいます(※1)。

死にそうなぐらいつわりがひどいと感じた場合は自己判断せず、体重の1割以上痩せた時はかかりつけの産婦人科医に相談するようにしましょう。

(妊娠悪阻については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠悪阻とは?つわりとは違う?原因や症状、治療法は?実体験あり

こんなに辛いつわりで赤ちゃんは大丈夫?

妊娠初期にはつわりの症状で食事がとれなかったり、吐き戻して痩せたりしてしまうことも。栄養面でお腹の胎児への影響をはじめ、ママが死にそうなぐらい苦しいと胎児も苦しい思いをしているのではないかと、心配になってしまいますよね。

赤ちゃんへの気になる影響とは?

つわりの症状が出始めるころの赤ちゃんはまだとても小さく、ママが蓄えている栄養だけで十分に育つことができるのです。赤ちゃんを思って無理に食べようとすると、吐き気がさらに強くなり逆効果になることも。

ママが赤ちゃんを思う気持ちはとても立派ですが、ママが思っているより赤ちゃんの生命力は意外とたくましく、強いのです。

リエ先生

産婦人科医

つわりの症状や期間は個人差が大きいため、人と比べることは止め、無理をしないようにしましょう。つわり中、栄養が取れなくとも、この時期の赤ちゃんはまだ栄養をそれ程必要としません。

みんなはこれで乗り越えた!辛いつわりの対処法10選

妊娠初期は自分と赤ちゃんのためにも、少しでもつわりの辛い症状を和らげる対策をとって、早く安定期を迎えたいですよね。他の先輩ママたちはどのようにして乗り越えているのでしょうか?様々な体験談を交えながら、辛いつわりの症状を和らげる対処法をご紹介します。

1. つわりの対処法【食べたもののチェックをする】