シナモンスティックの使い方！再利用はできる？簡単レシピや美容効果も紹介

シナモンの血管拡張作用は万病のもとと言われている冷え性による諸症状…頭痛、肩こり、生理痛などを和らげます。冷えて縮んだ毛細血管が開くことでお肌に栄養を行き渡らせます。くすみが軽減し顔色も良くなり肌の調子も良くなります。抜け毛や薄毛予防などにも良いそうです。健康を保つためにシナモンスティックやパウダーを取り入れていきましょう。

シナモンは素材の甘みを引き出す効果もあるので、甘い物が欲しいという気持ちが抑えられダイエットにも効果的です。普段の飲み物や料理にシナモンを加えるだけで効果が期待できます。またカリウムが体内の余分な水分を外に出しむくみの解消につながります。インスリン分泌の調整も行うので血糖値のバランスがとれ結果的にダイエットにつながります。

シナモンには抗菌、抗炎症作用もあります。風邪気味だけど薬を飲むまででもないかなあ…というときにシナモンスティックをホットドリンクに加える方法もありますよ。健胃作用もありますので胃の膨満感や不快感も軽減してくれます。風邪やストレス、体調不良の時は胃の調子も悪くなることが多いのでありがたい効果ですね。

シナモンの抗菌作用でニキビケアができるそうです。この方法を試す際はパッチテストを必ず行ってくださいね。香辛料ひとつでこんなに効果があるのは驚きです。後述しますが、一度にたくさん摂取することはできませんので、少量ずつ毎日続けることが大事になります。冷えや生活習慣病が気になる方は最後のほうでご紹介するレシピをぜひご覧くださいね。

（肌荒れについては以下の記事も参考にしてみてください）

カシアの1日摂取量は小さじ半分程度（3g）までです。シナモンの中のクマリンという成分は過剰摂取により肝機能障害を起こす可能性があります。クマリンはカシアのほうに含有量が多くセイロンの240倍も含まれているそうです。1日3gの摂取でも効果が見込めますので摂り過ぎには注意してくださいね。セイロンの場合でも長期過剰摂取はNGです。

またシナモンに含まれるシンナムアルデヒドは毛細血管の保護・修復に働きますが、子宮に刺激を与える成分でもあります。これが子宮収縮を促し早産の危険を高めると言われています。妊婦さんはシナモンを摂取しないようにしましょう。使い方を間違えて健康を害しては元も子もないですからね。