リビングのラグ・カーペット＊部屋のテイスト別の選び方＆実例50選！

ラグの多色使いの例をもうひとつご紹介します。こちらも白や黒を基調としたモノトーンの部屋ですが、同じくモノトーンや単色のラグを合わせると、大分シャープでモダンな印象になる筈です。カラフルなラグを敷くことで、がらっと部屋の雰囲気が変わりますね。多色使いでもうるさくありません。ラグの色の効果がよく分かる例として、おすすめです。

ソファとチェア、ラグにビビッドな色を思い切って使うことで、部屋の印象を鮮烈にした好例です。使用した2色は補色の関係にあるのでお互いを引き立て合います。壁や天井、ソファとラグの地の色を白一色にしているので、差し色の強さがより鮮明ですね。色をドラマティックに使用する時、参考にしたいおすすめの例です。

強く主張する黄色のカーペットを広い面積で使い、ユニークな印象を演出したカラーコーディネイトです。黄色に合わせたのがビビッドなピンク。お互いの色の鮮やかさをさらに際立たせます。こちらも部屋の全体的なトーンはグレイッシュな落ち着いたトーンなので、こんな強い色を使っても上品な茶目っ気が出ます。

明るさや鮮やかさを示す明度と彩度を揃えてカテゴリーにまとめたのが色調、トーンです。トーンを合わせると、異なる色を使っても統一感を出すことができます。ニトリやIKEA、無印良品などブランドごとに特徴的なトーンもありますから、ブランドで揃えるのも成功のコツです。トーンでカラーコーディネイトした例をいくつか見てみましょう。

明るさのあるグレー味を混ぜて、少し彩度を下げたトーンです。壁、ソファ、クッションなどのファブリック、カーペットを、白に近いライトグレーや淡いブルーグレーで統一。このトーンの主なイメージは、落ち着いた・渋い・おとなしいなど。しっとりした物静かなイメージの部屋になりますね。

グレーがかった重みのあるブラウンを基調にダークなトーンでまとめたインテリアの例。ダークトーンの主なイメージは、大人っぽい・円熟した、などです。ブラウンがメインのカラーなので、落ち着いた中にも温かみのある印象です。内装の色が白に近い明るいカラーなので、インテリアをダークトーンにしても暗くなり過ぎません。