赤ちゃんは床に寝かせるべき?成長を促す?掃除のポイントや床暖房などの注意点も!

【医師監修】赤ちゃんを床に寝かせるとき、心配なことはありませんか?赤ちゃんを床に寝かせるメリット・デメリットをはじめ、赤ちゃんを床に寝かせる前の掃除など環境作りのポイントなどを紹介!赤ちゃんに床暖房が危険な理由も対策とともに解説します。

Contents
目次
  1. 赤ちゃんを床に寝かせるメリットは?
  2. 赤ちゃんを床に寝かせるデメリットは?
  3. 赤ちゃんを床に寝かせる前の掃除など環境の作り方
  4. 赤ちゃんを床に寝かせる時の布団の選び方は?
  5. 赤ちゃんに床暖房が危険な理由は?
  6. 赤ちゃんを床に寝かせてみよう!

赤ちゃんを床に寝かせるメリットは?

子育て中は未経験のことだらけで、色々なことに対して迷いや不安が生まれるものですよね。赤ちゃんを寝かせておくときに、床に寝かせたいと思っても、床に寝かせても大丈夫なのか迷っていませんか?

赤ちゃんを床に寝かせることになんとなく抵抗感を覚える人もいますが、赤ちゃんを床に寝かせることにはメリットもあります。まずはメリットをいくつか紹介していきますね。

(赤ちゃんの睡眠時間については以下の記事も参考にしてみてください)

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転落の心配がない

赤ちゃんを床に寝かせていると、転落の心配がありません。赤ちゃんの生活基盤を整えるうえで、赤ちゃんの安全性を一番に気にするという人も多いですよね。ベビーベッドは柵がついているので基本的には転落の心配はありませんが、柵の破損など不慮の事態があれば転落するという可能性があります。

その点、床に寝かせていれば転落の心配はなく安全ですよね。家事をしているときなど、赤ちゃんから目を離さなければならない時間も訪れます。そういったときに、転落の危険性がなく安全性の高い床は、メリットが大きいですよ。

(赤ちゃんのソファ対策については以下の記事も参考にしてみてください)

赤ちゃんのソファ対策はローソファーがおすすめ!落下・転落を防ぐ!

成長のきっかけづくりになる

床で寝かせることは、赤ちゃんの成長のきっかけにもなるでしょう。赤ちゃんを寝かせるために、ベビーベッドやバウンサーを使うという人は多いですよね。どちらもとても便利ですが、ベビーベットやバウンサーにくらべると床はさえぎるものがなく、赤ちゃんが体を思いきり動かすことができるのです。

赤ちゃんの好奇心も鍛えられ、赤ちゃん自身の体を動かす意欲にもつながります。普段はバウンサーやベビーベッドを使っている人は、試しに床で赤ちゃんを寝かせるという機会を作ってみましょう。

(赤ちゃんの寝返り時期については以下の記事も参考にしてみてください)

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スペースが広くとれる

床で寝かせると、ベビーベッドを使う時にくらべてリビングのスペースを広く使うことができます。ベビーベッドやバウンサーはリビングの一角を占領してしまうほどの大きさがありますよね。また、赤ちゃんが成長したあとに処分や収納に困るという家庭も多いです。

一方で、床に赤ちゃんを寝かせるのであれば、ベビーベッドやバウンサーを置くスペースが必要ありません。リビングを広々使うことが可能ですよ。

赤ちゃんを床に寝かせるデメリットは?

赤ちゃんを床に寝かせることには、デメリットもあります。デメリットと聞くと、不安に感じることもありますが、デメリットはあらかじめ知っておくことで、対策を考えることができますよね。デメリットこそ、しっかりチェックしておき、床に寝かせるメリットを増やしましょう。

冷えやすい

ひとつめのデメリットとしてあげられるのは、冷えやすくなってしまうことです。冬場に床が冷たくて、足が冷えるという経験のある人も多いのではないでしょうか。床はそれだけ冷えやすく、床に寝かせると身体も冷えてしまう恐れがあります。

また、夏場は冷房を使うことが多いですよね。冷気は低い位置にたまるので、ベビーベッドやバウンサーにくらべると、床で寝かせる場合は年間を通して冷えに注意する必要があります。

ほこりが舞いやすい

床に寝かせると、目に見えないほこりやカビの心配が増えます。ほこりやカビは空気中を漂っていますが、一定数は床にたまってしまうでしょう。床にたまっているほこりは、誰かが歩く振動とともに20~30cm程度の高さまで舞います。赤ちゃんが眠っていれば、簡単に頭まで覆ってしまう高さですね。

赤ちゃんは大人にくらべると免疫力が小さく、ほこりは鼻詰まりや咳の原因にもなります。床に寝かせる場合は、ほこりに注意したいですね。

赤ちゃんを床に寝かせる前の掃除など環境の作り方