リビングのラグ・カーペット＊部屋のテイスト別の選び方＆実例50選！

白とウッディなカラーの内装に、床の広い面積を占めてモスグリーンのラグが使われています。ソファから離して独立的に配置されているので、まるで大きなアートのよう。柱のブルーとともに、差し色として印象的で効果的です。差し色を使う際は、IKEA、無印良品などモノトーンでシンプルなファニチャーと組み合わせるのがベターです。

こちらもラグを使って差し色を加えた例。ほぼホワイトで統一された内装の中に、床に広がる差し色の濃いブルーが印象的です。北欧の海の色ですね。ホワイトでシンプルな基本のインテリアは、無印良品やIKEAで購入するのがおすすめです。

北欧風の、すっきりとシンプルながら可愛らしくポップな味わいを加えたベビールームです。壁に描かれた樹木と床に広がるカーペットの花、のびのびと大きな北欧テキスタイルデザインが素敵ですね。花や樹木は北欧テキスタイルで人気のモチーフです。

こちらの例でもアクセントかつ差し色としてカーペットが効果的に使われています。単色のカーペットを取り入れればフラットな印象になったところ、北欧テキスタイルデザインの模様を展開したカーペットを床に広く置いたことで、ポップで軽妙な洗練された味わいが出ています。

アジアンリラックスな雰囲気のリビングも人気です。木製ファニチャーやバンブー、籠などアジアンリゾートを印象づけるインテリアの中に、渋い色味の赤やグリーンが効果的に使われています。キリムやペルシャ絨毯などの本格的なヴィンテージカーペットや、い草などのナチュラル素材を使ったラグも、アジアンテイストを醸し出す重要なアイテムです。

落ち着いた色味の木製家具に、高貴な印象のエメラルドグリーンが爽やかな、シノワズリテイストのリビング。シノワズリは17世紀から18世紀頃ヨーロッパで人気を博した中国趣味の様式で、東洋情緒溢れる優雅なインテリアを実現します。こちらのリビングのインテリアは、ガラス越しに広がる屋外の日の光と緑にも、しっくりとなじんでいます。

レトロなインテリアも人気が高いです。こちらは、ちょっと日に焼けたような赤みの強いカラーとミッドセンチュリーの家具を組み合わせて、レトロモダンな雰囲気に仕上げた部屋です。昔の中国やベトナムの田舎みたいな、懐かしいテイストですね。キリムラグも雰囲気によくなじみ、違和感がありません。カジュアルなニトリの家具もなじむ組み合わせです。