リビングのラグ・カーペット＊部屋のテイスト別の選び方＆実例50選！

最後に、ラグ・カーペットをリビングの内装や家具とカラーコーディネイトをする際、おしゃれに整えるコツを見ていきましょう。似た色で揃えるコーディネイトからご紹介します。ニトリやIKEA、無印良品などベーシックなインテリアブランドで、似た雰囲気のアイテムを探すのも、類似色コーデを成功させるコツです。

まずは、ホワイトカラーで統一したこちらの例。白は、ナチュラルシンプルな部屋作りにも北欧風インテリアにも応用の効く基本カラーです。壁やドアなどの内装からソファ、ローテーブル、デスクなどの家具まで白で揃え、カーペットもあえて差し色を使わず白で統一。白の存在感によって、むしろシンプルで潔い美しさが実現しています。

サンルームの外の自然に溶け込むような、ナチュラルで淡いアースカラーで統一した例です。カーペットの黄色に近いグリーンの配色も含め、木と植物のトーンがサンルームと庭の一体感を作ります。休みの日は自然の中でリラックスしたい、そんな人におすすめの配色です。

すっきりとして凛とした美しさを叶えてくれるのが、寒色系で統一したインテリア。整然と片付いた見た目を好む人におすすめです。内装、ソファ、スツールやクッションまでブルーとグレーの寒色に揃えていますが、それを上手にまとめて全体として支えてくれているのが、それらの色を織り込んだカーペットの広がりですね。

子ども部屋には、暖色で統一したこんな暖かく元気の出るコーディネートはいかがでしょうか。ビビッドな明るいオレンジが印象的ですね。シェルフの扉とラグの色を同じトーンのオレンジで揃えているのも、カラーの協調と統一感を生み出すのに効果的です。

こちらは、色を類似の2、3色で統一するやり方とは逆に、ビビッドな色を多数使うことで、色彩感溢れるインテリアにするコーディネイトです。ニトリやIKEA、無印良品などのシンプルなファニチャーに合わせると、色数が増えても失敗しません。色を効果的に使いたい人におすすめの参考例をいくつかご紹介します。

パステルトーンの柔らかいカラーを多色使いしたカーペットを、床の全面に敷いたコーディネイトです。カーペット以外の内装や家具はグレーや淡いブルーで統一され、むしろモノトーンと言ってもいい部屋ですが、カーペットの多彩な色味が部屋に明るさを加えています。