着床出血後の妊娠検査薬は陰性になる？いつから正しく反応する？体験談も

着床出血や子宮の痛みを感じたら、妊娠の可能性があるかもしれません。もしそのような場合になったら妊娠検査薬で確かめてみたいと思いますよね？しかし妊娠検査をするのはもう少し待ちましょう。なぜならば着床出血中、もしくは着床出血直後はまだ体内の妊娠ホルモンが少ないので妊娠検査薬で陰性になる可能性が高いからです。

体内の妊娠ホルモンは着床後から1日1.5倍程の増加速度で伸びていきますが、初期の妊娠ホルモンの量はごくわずかで妊娠検査薬で陽性反応が出る程の量ではありません。このことから妊娠検査薬で陰性になる確率が高くなってしまうので、着床出血中や着床出血直後の妊娠検査薬の使用は控えましょう。

赤ちゃん待ちをしている方にとっては次の生理予定日までの時間が長く感じ、少しでも早い時期にフライング検査をして妊娠を確認したいですよね？では着床出血がみられた際、妊娠検査薬で妊娠反応が出るのは最短でいつ頃なのでしょうか。以下では着床出血後に行う妊娠検査薬について解説します。

着床出血中や直後は陰性となる事が多いので避けましょうとお伝えしましたが「では着床出血後いつから妊娠反応が出るの？」「出血後に妊娠検査薬を使うタイミングはいつから？」と疑問に思いますよね？

着床から産生が始まる妊娠ホルモンは着床から3日後に25IU/Lまで達します。この25IU/Lという目安は早期妊娠検査薬の陽性検出感度です（※2）。早期妊娠検査薬ならば着床から3日程経てば陽性反応が見られるかもしれません。

フライング時期に妊娠検査薬を使用すると、化学流産を知るきっかけにもなります。化学流産は着床しきれずに受精卵が出血と一緒に剥がれ落ちる現象ですが、本来は知ることのないものです。今までは自身で化学流産を知ることは出来ませんでした。しかし最近は優れた妊娠検査薬が多く、着床から間もない時期でも妊娠を知ることができるようになったのです。

フライング時期に妊娠検査で最初は陽性となっても後日の妊娠検査では陰性になってしまうかもしれません。適切でない時期に妊娠検査薬を使用する時は化学流産になり得るかもしれないと思い、慎重に妊娠検査をしましょう。

（着床時期については以下の記事も参考にしてみてください）