妊婦は鼻血がでやすい！妊娠中の鼻血の原因と止まらない時の対処法！

妊婦は鼻血がでたときは椅子や床などに腰を下ろし、まずは落ち着いて安静にします。そして血が喉へ流れないように、顔をやや下向き加減の状態にします。ティッシュで鼻血を受け止めながら親指と人差し指でやわらかい小鼻をつまんで圧迫します。5分から10分ほどで鼻血が止まるまで静かにそのままでいましょう。

鼻に脱脂綿やティッシュを詰める人が多いですが、傷口はふさがりやすくはなりますが、直接の止血効果はありません。またティッシュを入れたり新しいものに取り換えようとすればますます血が止まりにくくなります。粘膜をさらに傷つけてしまいやすくなり、妊婦は注意が必要です。また頭や首の後ろをトントンたたくと鼻血が余計にでやすくなります。

また頭の位置にも気を付けてください。前かがみの姿勢になるときは頭の位置が低すぎると頭に血液が集中してしまいます。そのため鼻血の量が増えてしまいさらに出血します。

妊娠中はささいな刺激で鼻血がでやすくなっています。日常のちょっとした行動や癖を意識して気をつけることで鼻血がでることも予防できるようになります。

妊娠中は、肌もデリケートになるため、ついつい違和感を感じて妊婦は鼻を触りがちになります。それが刺激となり鼻血がでやすくなります。鼻の皮膚もはがれたり傷つけることにもなりかねません。妊婦になったら普段からできるだけ触らないよう意識しましょう。

鼻がムズムズするとつい指でほじってしまいたくなります。妊婦は鼻の穴を指でさわったり、ティッシュをつめたりすることで簡単に粘膜を傷つけてしまいます。鼻の中に違和感がある時は、妊婦は鼻うがいなどで洗浄するようにしましょう。

妊娠中は鼻の粘膜が非常にデリケートになっています。妊娠中は鼻水がでやすくなり鼻をかむ機会が増えますが、妊婦はなるべくそっと静かにかみましょう。妊婦が勢いよく鼻をかむとさらに鼻血がでやすくなります。

鼻血は正しい止め方で対処すれば通常5分から10分程度で鼻血が止まります。間違った止め方はさらに鼻血がとまらなくなります。いくら止血をしても鼻血が止まらないのは他の原因によるものかもしれません。