安定期はいつからなの?仕事しても良い?運動は?過ごし方教えて!

【医師監修】妊娠すると安定期に入るまで不安な毎日を送っていると思います。そもそも妊娠中の安定期とはいつからなのでしょうか。安定期に入ってからの仕事はどうなのでしょうか。運動は?今回はそんな妊婦さんの不安にお答えし、また安定期の過ごし方を紹介したいと思います。

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専門家監修
増田陽子
平成22年「St. Methew School of Medicine」大学医学部を卒業し、日本・米国・カリブ海の医師資格を持っています。・・・
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Contents
目次
  1. 妊娠中の安定期って?
  2. 妊娠中の安定期に感じる体の変化
  3. 妊娠中の安定期に仕事はできる?
  4. 妊娠中の安定期に運動はできる?
  5. 安定期の過ごし方
  6. 妊娠中の安定期に旅行は行けるの?
  7. 妊娠中の安定期に気をつけたいこと
  8. 妊娠生活を楽しもう

ツアー旅行などの団体行動は自分のペースで行動できないため、避けた方が無難かもしれません。しかし、最近では妊婦さん用のツアーを企画している会社などもあるので、調べてみてはいかがでしょうか。

そのようなツアーなら安心して参加することができます。ツアーに参加する際は妊娠何週目から何週目まで参加可能かも確認しましょう。

また長時間同じような姿勢でいなくてはいけない場所などは、妊婦さんには厳しいかもしれません。何かあっても対処できるよう、滞在先の病院情報なども事前に調べておきましょう。

妊娠中の安定期に旅行は行けるの?【海外旅行】

飛行機に搭乗することもできます。チェックインの際に妊娠している事実と妊娠何週目かを伝えておくと、機内スタッフにも伝えてくれるので安心です。ただし、航空会社によってはお医者さんからの許可書を提示しなくてはいけない場合もあります。事前に確認して楽しい旅行にしたいですね。

海外となると国内では心配なかった感染症などのリスクも考えなくてはいけません。やはり事前に情報収集することが大切です。また食べ物等にも気をつけましょう。

妊娠中の安定期に旅行は行けるの?【妊娠の安定期に旅行で気を付けたいこと】

滞在予定の宿泊先には妊娠の事実と妊娠何週目かを予約の時点で伝えておきましょう。また念のため母子手帳と健康保険証は持参しましょう。安定期と言えども何があるかわからないので、事前準備をしっかりし、妊娠中の自分にあったプランを立て、無理のない旅行にしましょう。

妊娠中の安定期に気をつけたいこと

胎盤も完成し、流産のリスクも少なくなります。しかし、妊娠高血圧症候群や切迫早産のリスクなど、妊娠中はなにが起こるかわかりません。決して無理は禁物です。全体の30%の妊婦さんにむくみの症状が現れると言われています。もしもむくみが改善されない場合、妊娠高血圧症候群の可能性がありますので、早めにお医者さんに相談してください。

出典:https://www.pinterest.jp/pin/639863059552702234/

またつわりから解放されたことで急激に体重が増えてしまうママもいるようです。急激な体重増加は色々なリスクを引き起こす可能性がありますので、気をつけましょう。

また、お腹が大きくなってくることで引き起こされる「腰痛」「便秘」「転倒の危険」がでてくるのもこの時期です。気になることがある時はお医者さんに相談しましょう。体調がいい日でも無理をせず、疲れたら休む、体を冷やさないなど気をつけて過ごしたいですね。

(安定期の注意事項については以下の記事も参考にしてみてください)

妊娠6ヶ月は体重やお腹の張りに注意!胎動は?流産のリスクは?
妊娠中期の下痢!原因と対処法は?赤ちゃんに影響はある?

妊娠生活を楽しもう

妊娠がわかった時は嬉しい反面、流産の不安や体調の悪さと毎日戦ってきた妊婦さんも多いはずです。安定期に入ってママの体の調子も落ち着いてくると、流産の可能性も減ります。妊娠初期にできなかったこと、色々やりたいと思っていたことを楽しみましょう。

増田陽子

内科医

妊娠安定期には悪阻の辛さが軽減し、今までにない幸せな気持ちで暮らせる方が多いです。ですので、あまり心配ばかりせず赤ちゃんが来る前の生活を楽しみましょう。