職人気質とは？職人気質の人の特徴・性格・長所＆短所！向いている仕事も！

職人気質な性格の人は、人の意見や考えを聞くことは好きではないという共通点があります。しかし、自分の意見や考えを熱心に聞いてくれると「自分を理解してくれている」もしくは「理解しようとしてくれている」と好感を持ってくれることでしょう。

自分のやり方が正しいと信じている職人気質にとって、自分の考えを理解してもらえるのは「自分を認めてくれている」ことであり、この上ない喜びでもあるのです。

職人気質だと「本人なりのやり方」を確立させていることが多いです。そのやり方で良いの？と思っても、1度は信頼してすべて任せてみましょう。そこからどうしても譲れない問題点が発生した場合のみ、対応を考えれば良いのです。

職人気質な性格の人にとって、信頼して任せてくれることは、ある意味「自分の存在意義」を感じさせてくれるものでもあるのです。

仕事でもプライベートでもこだわりが強く、自分の意見をなかなか曲げないのが職人気質の共通点です。周囲に合わせるのが苦手なので、一緒にいすぎると、周囲はとても辛く感じることがあります。無理して付き合うよりも、必要な時のみ助けあうようにすれば良いのです。

職人気質かどうかを診断する方法はとても簡単です。これまで挙げた職人気質の特徴に当てはまるかどうかで診断してみましょう。

【診断1】自尊心が高い方だ
【診断2】根気があって粘り強い
【診断3】仕事第一主義だ
【診断4】手抜きが出来ないタイプだ
【診断5】几帳面で凝り性だと思う
【診断6】自分にも他人にも厳しくしてしまう
【診断7】集中力なら自信がある
【診断8】気難しい性格だ（またはそう言われることが多い）
【診断9】どうしても嘘はつけない
【診断10】無口で対人関係がどちらかというと苦手なほうだ

この診断では、YESが多いほど職人気質の傾向にあると考えて間違いないでしょう。長所と短所が両極端なイメージですね。

職人気質な性格に向いている仕事にはどんなものがあるのでしょうか。職人気質の特徴や共通点、長所や短所をヒントに3つピックアップしてご紹介します。

商売人のように利益にこだわることなく「品質」を追い求めますので、絵画や作曲など「自分の才能のままに作品を作り上げること」に長けています。作品そのものが自分への評価であるため、相当なクオリティがないと評価されません。

このクオリティが評価に直結している点が、職人気質の性格の人にとって向いている仕事だと言えるでしょう。好きなことにとことん没頭できる仕事だという点でも、職人気質にはある意味理想の仕事だと言えます。

研究者は毎日繊細な作業を何回も繰り返すことがしばしば。通常の人ならストレスで押しつぶされそうになるところですが、職人気質にとって研究は、苦痛に感じることなく没頭できる仕事でもあります。抜群の集中力や根気強さが活きる仕事ですから、向いていると言えるでしょう。

成果が出るかどうかも分からない地道な作業ができる性格なのも、職人気質ならではの特徴です。

目的の処理が行えるように、コンピュータープログラムを作成する仕事がプログラマーです。プログラム言語は素人からすると、全く理解できない難解な言語で、根気よく習得しなければなりません。

難しいことをとことん追求できる職人気質な性格の人にはとても向いていると言えます。パソコンは今やなくてはならない時代ですから、会社に必ず必要とされる職業でもあります。

高い技術力や根気が必要で、なおかつ頼りにされる存在になれるのですから、そういった意味では非常にやりがいを感じることができるでしょう。