妊婦は肩こりがひどい?頭痛や腰痛も一緒にくる?原因と解消法!体験談も

【医師監修】多くの妊婦が「肩こり」「頭痛」「腰痛」を経験します。特に「肩こり」は起こりやすく、その「肩こり」が「頭痛」につながることもあるのです。ここでは妊婦の「肩こり」の原因と解消法をご紹介します。つらい症状を解決して、快適なマタニティライフを手に入れましょう。

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専門家監修
増田 陽子
内科医 、救急医。平成22年St. Methew School of Medicine大学医学部卒業 、Larkin Hospital、J.N.F Hospitalにて勤務。日本医師資格に加え、・・・
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Contents
目次
  1. 妊婦は肩こりがひどくなる?
  2. 原因を追及して症状を緩和させよう
  3. 自分でできる肩こり解消法
  4. 妊婦が気を付けるべき姿勢
  5. 妊婦のストレス解消法
  6. 自分で対処しても肩こりがよくならない
  7. 妊娠中の肩こり体験談
  8. 妊娠中の肩こりは我慢せずに早めの対策を

実際に妊婦はどんなグッズで肩こりを解消しているのでしょうか。

先輩ママ

30代

レンジで温めて使う保温ジェルはよかったよ。肩とか腰のつらいところを温めたら、痛みが軽くなったんだー。眼精疲労にも使えるし、長時間の読書とかパソコンの後にもおすすめ!

患部を温めることでひどい肩こりや腰痛、冷えの対策にもなりますね。

YOTSUBA読者

30代

100均で買えるマッサージグッズがとてもよかったよ。最近のは性能がよくなってるし、家でテレビを見ながら使えて、良いリラックスタイムになったわ。

最近ではいすやソファーに備え付けのものや、置いて使えるマッサージ器具が売られています。マッサージは血流促進、リラクゼーション効果があります。ただし長時間の使用は避けて、お腹に張りを感じた場合は使用を中止してください。また指圧する場所や使用方法に必ず確認しましょう。

ホットタオル、玄米カイロ、小豆カイロなどで患部を温めるのもおすすめです。それらが用意できない場合は温かいシャワーを当てるのも効果的です。

妊婦が気を付けるべき姿勢

妊婦は体型が変化すると、姿勢も崩れやすくなります。大きなお腹を支えようとして、背中が不自然にのけぞってしまったり、反対に姿勢が前かがみにもなる場合もあるそうです。

先輩ママ

30代

妊娠中はどうしても猫背になっちゃって、背筋を伸ばすようにしてたかな。「筋力が落ちると肩こりの原因になる」って聞いたから、できるだけ意識して姿勢を保つようにしてたんだ。

骨盤や背骨の歪みは肩こりや腰痛を悪化させます。妊娠中の姿勢には気を付けるようにしましょう。

姿勢を意識してみましょう

まっすぐ立ってみたときに、自分の姿を「真正面」と「真横」から見てみたことはありますか?真正面から見たときに、肩の位置が左右同じ高さになっているのが正しい姿勢です。また真横から見たときは、不自然にお腹が前にせり出していたり、お尻やあごが出ていないかを確認してみましょう。

姿勢が歪むと首や肩、背中や腰の血流を圧迫します。そしてひどい肩こりや腰痛、頭痛の原因となるのです。常に正しい姿勢を取れているかチェックをして、つらい部分に負担をかけないように心がけましょう。

睡眠時の姿勢にも気を付けましょう

朝起きた時に「しっかり寝たはずなのに身体が疲れている」「起きたら腰痛がひどい」と感じたことがある方は多いのではないでしょうか。そんな症状は「寝ているときの姿勢」が原因の場合があります。

そんな方には「シムスの体勢」がおすすめです。まずは左側を下にして横向きに寝ます。左足はまっすぐ伸ばし、右足は足の付け根からひざまで曲げてください。曲げたひざはクッションや抱き枕の上に置きましょう。しんどくない程度で少しうつぶせになり、身体を傾けるのがポイントです。

妊婦のストレス解消法

妊娠中は体調が不安定なため、どうしてもストレスを受けやすいのが現実です。産後の生活の変化や出産など不安や心配になることもありますよね。ストレスはひどい肩こりや頭痛につながり、不調が慢性化する可能性もあるのです。いろいろな解消法を試して、慢性化を防ぎましょう。

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