【医師監修】妊娠3週目の症状と注意点!着床後に妊婦・胎児に変化は?
妊娠3週目は、妊娠が成立するかどうかが決まるとても大切な時期です。妊娠3週目に着床が完了した後のママの身体にはどんな変化があるのでしょう。妊娠3週の頃の赤ちゃんの様子は?そして妊娠3週の時期に注意すべきことを紹介します。

妊娠3週(3w)の胎児の細胞が形成されている着床の時期は、味覚や臭覚の変化も起こります。いつもは大好きなコーヒーやお酒などの刺激物を飲めなくなったり、酸っぱいものを体が欲する味覚の変化や、普段好きでつけていた香水の香りが鼻につく、いつもいる部屋の匂いが妙に気になるなどの臭覚の変化は、先輩妊婦さんも今にして思えばと思い当たる妊娠3週(3w)の症状の一つのようです。
胃のむかむか

つわりは妊娠5~6週頃に始まると言われていますので、妊娠3週(3w)の着床の時期からつわりのような症状が出ることは基本的にありません。ただし、常に胃がむかむかする、げっぷが多い、胸焼けがする、なんとなく胸部の不快感がありすっきりとしないときは、食べられるものを食べられるときに食べられるだけ食べるようにしてください。
カズヤ先生
産婦人科医
つわりは妊娠5週からですので、基本的につわりのような症状は出ません。
もし出たとしたら病気の可能性が高いので、近くの産婦人科やかかりつけの病院に行きましょう。
頭痛やめまい
着床が行われている時期は、黄体ホルモンの増加により頭痛やめまいを起こすこともあります。また胎盤を通して胎児に鉄分が消費されるため、鉄欠乏性貧血を起こしめまいや立ち眩みを起こすこともあります。頭痛やめまいがあるときは無理をせずにゆっくりと静養するようにしましょう。
(妊娠超初期や初期の頭痛については以下の記事も参考にしてみてください)
妊娠3週目の赤ちゃんの状態

妊娠3週目の赤ちゃんは子宮内膜の中にあり、胎児ではなく「胚」または「胎芽」と呼ばれ、人の形ではありません。大きさは1mm未満、体重は1g未満、超音波検査でも確認できない「.」(ドット)ほどの小ささです。無事着床し妊娠5週目頃になると楕円形の虫のような形に成長し、妊娠8週目から「胎児」と呼ばれるようになります。
妊娠3週目に注意すること

生理の予定日の約1週間前が妊娠3週目にあたります。そのため基礎体温を計ったり初期症状がない人は、妊娠に気付かない妊婦さんがほとんどです。着床が行われている時期は、いつもと変わらない生活をしていても特に妊娠に影響はありません。ただ妊娠をしている可能性があると思う人は、以下の事に注意すると良いでしょう。
アルコール・煙草は避けましょう

喫煙と飲酒は着床が行われている時期の赤ちゃんに大きな影響は与えませんが、妊娠の可能性がある人は早い段階から控えることをおすすめします。喫煙は低出生体重児となったり流産、早産になる確率が高く、飲酒は妊娠初期の胎児の器官形成を妨げる要因になります。「検査薬で妊娠がわかったらやめよう」ではなく、胎児が成長している大事なこの時期から注意するようにしてください。
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