妊娠後期の腹痛！痛みの種類と原因・対処法は？チクチクするのは注意！

自己判断をした結果、切迫早産から早産になったり胎盤剥離になったことに気付かない可能性もあります。専門の医師に相談し指示を仰ぎましょう。

チクチクした痛みは靭帯が引っ張られて起こります。「腹痛というより生理痛のように痛く」なったり、「子宮が引っ張られているように感じたり」人によっては「腰や背中が痛くなる」こともあるようです。これらの痛みは前駆陣痛の可能性があります。

前駆陣痛とは、不規則に子宮が収縮することで子宮頸管を柔らかくする役割があります。これは妊婦さんの体が出産の準備が始めた合図でもあります。前駆陣痛が起こってから陣痛が始まるまでは人によって差がありますので、しっかりと準備をしておきましょう。

お腹がカチコチに固くなったり出血を伴う腹痛は、子宮破裂や胎盤剥離の可能性があります。切迫早産とは違い妊婦さんが安静にしていれば良いものではありません。子宮破裂や胎盤剥離の場合は、陣痛や出産兆候とは違い激しい痛みがあります。

また、胎盤剥離の胎児の生存率は30～50%といわれており、大変危険な状態です。赤ちゃんだけでなく妊娠しているお母さんも命を落とす危険があります。胎盤剥離は大量の出血がありますので、痛いと感じなくてもすぐに病院に連絡し移動できるようにしておきましょう。

お腹のカチカチ状態が長く続く腹痛は大変危険です。すぐに柔らかくなれば良いですが、そうでなければ病院に相談しましょう。

妊婦さんになると、思う通りに動けなかったり、不安からストレスになる方も多いでしょう。特に初産の人は陣痛に対する不安も大きいですよね。今までは気になかったことや家族のちょっとした言動がストレスになることもあります。

ストレスから体調を崩し、赤ちゃんに影響を及ぼすこともあります。この時期に風邪など引いたら大変ですので気を付けたいですよね。ストレスが原因でお腹が痛いと感じる頻度が多くなったり、張りが強くなることもあります。できるだけストレスは溜めないように気を付けましょう。