妊娠後期の腹痛!痛みの種類と原因・対処法は?チクチクするのは注意!

【医師監修】妊娠後期になると赤ちゃんが大きくなリ、子宮も大きくなります。お腹がはり腹痛を感じる妊婦さんも多いでしょう。あまりに痛いと赤ちゃんにも影響がないか心配になってしまいますよね。妊娠後期の腹痛の原因と対処法についてご説明致します。

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専門家監修
リエ先生
産婦人科専門医.。国立大学医学科卒業後、初期研修、後期研修を経て、現在大学病院で勤務しています。患者様の不安を少しでも取り除き、正しい知識を啓蒙できればとと思います。
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Contents
目次
  1. 妊娠後期の腹痛の種類
  2. 妊娠後期の腹痛の原因
  3. 妊娠後期の腹痛の対処法
  4. チクチクする痛みは要注意!
  5. 妊娠後期に気を付けたいこと
  6. 妊娠後期に出産兆候を感じたら

リエ先生

産婦人科医

妊娠後期の痛みには、恥骨痛や靭帯が引っ張られることによる痛み、便秘が原因による痛み、生理的な張りによる痛みといった大きな問題はないものもあります。これらは安静なしておくと痛みは和らいできます。反対に、安静にしていても痛みが治まらない、痛みが強くなる場合には病院に連絡しましょう。

(妊娠中の赤ちゃんの動き(胎動)ついては以下の記事も参考にしてみて下さい)

胎動の意味は?種類によって位置や頻度も違う?
胎動が痛い!妊娠後期に激しいと破水もある?赤ちゃんの影響は?

妊娠が原因で自然に起こる腹痛

妊婦さんになると、子宮が収縮しお腹の皮膚が引っ張られることで腹痛が起こります。胎動が激しいことが腹痛の原因であれば、それほど心配することはありません。痛いと感じたときは横になるなどして安静に過ごしましょう。

また、妊娠37週以降はお腹が強めに張ることがあります。妊娠後期の妊婦さんはいつ陣痛がはじまってもおかしくない状態です。張った後にお腹の固さを確認してみましょう。頬と同じくらいの固さになれば問題ありませんが、カチカチになっていたり出血を伴う場合は注意が必要です。

妊娠中は便秘になりやすい

妊娠中は子宮が圧迫されるため便秘になりやすくなります。特に妊娠後期は赤ちゃんが大きくなるため便秘になる方も多いでしょう。腸内を圧迫し生理痛のような腹痛が強く続くことも多いようです。便秘はお腹が痛いだけでなく切迫早産や早産の危険もあります。

便秘や腹痛が酷いときは、病院で痛み止めをだしてくれることもあります。妊娠中に薬を飲むのは良くないといわれていますが、病院がだしてくれる痛み止めは妊婦さん用のものですから、問題ありません。かといって飲み過ぎは良くありませんので、病院の先生と相談しながら服用しましょう。

もし便秘になったり腹痛がつらいようなら、水分を多めに摂るようにして食物繊維の多い食事を意識しましょう。市販の下剤などは妊婦さんには危険です。あまりに痛いようなら市販の薬を購入するのではなく病院で妊娠時に飲んでも大丈夫な妊婦さん専用の薬を処方してもらいましょう。

こういった妊婦さん用の体操はストレス発散にもなります。妊娠中は体を動かすことも大事なので、習慣として取り入れて行きたいですね。ただし、腹痛がある場合は無理をしないようにしましょう。

(妊婦さんの便秘については以下の記事も参考にしてみて下さい)

妊婦の便秘!その解消方法とは?妊娠中は体操や食べ物で便秘対策
妊婦体操で腰痛や便秘を解消!妊娠周期別の効果的なストレッチ方法!

妊娠後期の腹痛の対処法

妊娠後期になると症状が安定しているため、つい自己判断しそうになりますよね。しかし、妊娠後期こそ大事な時期です。いつもと同じ生理痛のようなお腹の張りだからと油断しないようにしましょう。

妊娠中の自己判断は危険

緊急性を要するか要しないかを自分で判断するのは危険です。「生理痛のようなお腹の痛さが長く続いている」「いつもとは違う痛みを感じる」そういった些細なことでも構いません。些細な原因から重要なことが分かることもあります。

リエ先生

産婦人科医

妊娠している時の腹痛は、赤ちゃんに問題はないのかと気になるものです。胎動だけでは赤ちゃんに影響がないかは分からないため、気になる場合は病院で相談しましょう。