妊娠後期の腹痛!痛みの種類と原因・対処法は?チクチクするのは注意!
【医師監修】妊娠後期になると赤ちゃんが大きくなリ、子宮も大きくなります。お腹がはり腹痛を感じる妊婦さんも多いでしょう。あまりに痛いと赤ちゃんにも影響がないか心配になってしまいますよね。妊娠後期の腹痛の原因と対処法についてご説明致します。
妊娠後期の腹痛の種類

妊娠後期の腹痛にはさまざまな原因があり、生理痛に似た「お腹が張ったように感じる腹痛」が起こります。腹痛には「赤ちゃんの体が成長したことで自然に起こる腹痛」または「病院できちんと処置してもらわなければならない腹痛」があります。「切迫早産の恐れ」「陣痛」「出産兆候の合図」となる腹痛もあります。
赤ちゃんに影響のある腹痛
病気や風邪などが原因で腹痛が起こることがあります。これは赤ちゃんへ影響を与える危険なものが多いです。腹痛だけではなく「胃痛」「嘔吐」「下痢」などの症状が現れる場合もあります。食べ過ぎや消化不良などが原因の一時的な腹痛であればそれほど心配はいりません。

しかし、腹痛が長時間続くようであれば病院に行った方が良いでしょう。特に風邪やウィルス性の病気が原因の腹痛は心配です。発熱が原因で羊水が温まると赤ちゃんへ影響がでることもあり、切迫早産になる危険性もあります。早めの対処するよう心がけましょう。
30分以上張りや生理痛のように治まらない腹痛
妊婦さんの腹痛が30分以上続く場合は危険です。また、痛いと感じなくても生理痛のようなお腹の張りだけが続くこともあります。切迫早産の危険や出産兆候の可能性もあるので、必ず病院で診てもらった方が良いでしょう。腹痛などの症状にでていなくても何か起こっている可能性があります。
妊娠後期は切迫早産の危険性が高い
早産は36週以内に赤ちゃんが生まれそうになることを指します。切迫早産はその一歩手前の状態です。子宮口の収縮が頻繁に起こることで子宮口が開きやすくなってしまうのです。出産兆候があるのなら良いですが、そうでなければ大変なことですよね。
当たり前ですが、成長途中の赤ちゃんが早めに出てくるのは良くありません。病院で切迫早産と判断されたら早産にならないよう注意して安静に過ごしましょう。
妊娠後期の陣痛を知らせる腹痛
生理痛のような痛みや張りが続く感覚が狭まれば、出産兆候の可能性があります。いわゆる陣痛の前段階です。定期的な感覚で痛いと感じるようであれば、陣痛の可能性が高いです。腹痛が起こる時間の間隔を測っておくと良いでしょう。
腹痛が起こる時間を測っておくことで出産兆候かどうか判断もしやすく、陣痛のときに医師への報告にも役立ちます。(※1)
(妊娠後期や出産前の腹痛ついては以下の記事も参考にしてみて下さい)
妊娠後期の腹痛の原因

妊娠後期では赤ちゃんは大きく成長しています。当然、妊婦さんはその大きさに合わせて子宮も大きくなり、他の器官を圧迫します。すると赤ちゃんが軽く動いただけでもお腹を蹴られたような腹痛を感じることがあります。
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