ハグの絶大な効果！相手でストレス解消度が…？論文や理想の抱きしめ方も

「オキシトシン」によって、人は愛情や信頼感をたくさん感じることができる効果もあるとわかってきています。ハグなどによって「オキシトシン」が上昇する体験をずっといていると、愛情や信頼感を感じることができる人間になり、ストレスに強くなります。子どもの頃からハグされて育った子供は、ストレスにも強い子供になるというデーターも出てきています。

アメリカの国立生物工業情報センターの論文でも1日30秒のハグで、1日のストレスの3分の1が減って解消されたという風に発表されています。実際にストレス解消に役立つ数値も論文で出ています。また、ストレスが解消されることで病気に対する免疫力もアップすることが期待されています。風邪などの病気にもかかりにくく健康になる可能性があります。

アメリカのノースカロライナ大学は、ストレスなどによって人間の心拍数は上がってしまうことがありますが、ハグをしていると心拍数が安定していることを研究発表しています。ハグをして抱きしめることで、精神状態がリラックスして落ち着くことで、心拍数も安定しているという結果を出しています。

女性には、嬉しいことに、ダイエットや老化を遅らせるためにもこの「オキシトシン」というホルモンが役立つことが分かってきています。様々な研究から注目されるハグなどから出る「オキシトシン」というホルモンです。「オキシトシン」によって、食欲が抑えられ、体のエネルギー消費量も増え、身体の脂肪を減少させることができたと論文で言われています。

ハグが健康面でもいいことがいろいろな研究や論文で発表されることで、医療現場でもハグを活用することも多くなっています。ハグだけでなく、タッチセラピー全体として認知症などにもいいとされ、手を包み込んであげたり、両手でマッサージするスキンシップなども行われています。心も穏やかに血流などもよくなるため、赤ちゃんのタッチセラピーもありますよね。

ハグは人だけでなく、動物とのハグでも同じような効果があるようです。動物をしっかり抱きしめると気持ちが落ち着き、リラックスできます。ゆっくり動物を30秒ほどハグしてもいいですよね。思いやりの心でピグミーチンパンジーがハグをすると論文にもありましたよね。動物にも相手への慰めの気持ちがあり、落ち着くように接してくれるようです。

ハグされた女性や子ども達などはどんな気持ちになるでしょう。ホッとした気持ち、自分が受けとめられた気持ち、守られているという心理になるでしょう。身体のホルモン的にもそれはしっかり証明されています。脳では幸せを感じる「ドーパミン」が出て、「オキシトシン」というホルモンも分泌されます。「オキシトシン」効果についてさらに詳しく見ていきます。