「女心と秋の空」のことわざの意味や使い方は？男心の場合や、続きはある？

女心と秋の空、天高く馬肥ゆる秋、一日千秋、物言えば唇寒し秋の風、食欲の秋…秋を表現することわざや文章は日本にたくさん溢れています。その中で、今回は秋の空を見上げた時に思い浮かぶ「女心と秋の空」のことわざについてご紹介します。

秋になるとよく耳にする「女心と秋の空」ということわざですが、どんな意味があるのでしょうか。ことわざ辞典にはこのように書かれています。

「女心と秋の空」は、ころころ変わりやすい女性の心理を表したことわざです。「移り気」と聞くと浮気や男性への心変わりの「恋愛感情」を連想しますが、それだけではありません。

女性は気分の浮き沈みが激しい一面を持っており、突然泣き出したかと思えば数時間後にはケロっとしていたり、怒っていたかと思えば甘えてきたりします。このことわざは、恋愛面だけでなくそんな女性の感情の起伏の激しさも表しています。

秋は高気圧や低気圧の入れ替わりで突然大雨が降ったり、カラッと晴れたり天気の移り変わりが激しい季節です。女性は女性ホルモンの影響もあって感情がコントロールできなかったり気分が変わったりします。天候が変わりやすい「秋」の季節と、感情が移ろいやすい「女心」の心理がかけられたことわざです。

これまでしてきたことや原因を考えて「論理的」に解明しようとする男性に対し、気分の浮き沈みが激しいことや様子が変わりやすく「感情的」になりやすい女性は心理的にも違いが大きいです。「女心と秋の空」はそんな女性の感情を表現しています。

「女心と秋の空」は移り変わりやすい女性の心理を表したものです。使い方としては、いきなり態度が変わったり、感情的になったり、食べたいものが変わったり、恋愛感情に振り回されたり、昨日と今日で趣味や趣向が違っている時に使うことが多いです。