長崎の方言＆かわいい長崎弁一覧！【動画】で地元民の発言集も！語尾が特徴的？

「きゃーなえた」は語尾を下げたイントネーションで「疲れた」という意味です。仕事に疲れた時「あー、きゃーなえた」と使い方をします。きゃーという言葉の出だしがなんとも特徴的ですね。

「ぬっか」は「熱い」という意味です。お菓子にあるような可愛い単語ですね。長崎地方は猛暑が続く日が多いため、あちらこちらから「ぬっか」「ぬっか」と聞こえてきますよ。

「ぞーだん」は語尾を下げたイントネーションで「冗談」という意味の方言です。会話の中で「冗談みたい。うそでしょ？」という驚きを表す使い方をします。初めて知った時は、ジョーダン？ぞーだん？と人名を連想させるような方言ですね。

「ばちかぶる」は「罰をうけるよ」「お仕置きされるよ」と親が子供を叱る時などに使われます。なかなか意味を想像しにくい、音が特徴的で面白い方言の一つです。

九州の北西端にある長崎県は、寒暖差の小さい温暖な地域です。また名曲「長崎は今日も雨だった」にあるように雨が多い事でも知られています。そんな時「熱くてたまらない」「熱くてどうしようもない」という意味で用いられるのが、「熱くてのさん」という方言です。

「みみご」とは「耳垢」という意味の方言です。みみごと聞くと、「赤子」や「孫」みたいに小さい子供を連想してしまいますね。「みみご」は語尾を下げるイントネーションで少し訛り気味に発音します。長崎にある耳鼻科では「あー、ここにおおきかみみごがあるね」なんて医者に言われたりするかもしれませんね。

「みたんなか」は語尾を下げるイントネーションで「みっともない」という意味の方言です。親や目上の方が怒る時に訛りをきかせて使います。方言の叱る言葉には、なんだか温かい愛情を感じることができ、ほっこりとした田舎地方の一場面を想像できますね。