自衛隊との結婚どう？現役妻達が語るメリ/デメ！年収や円満の秘訣も！

甘い結婚生活を楽しめないという寂しさもありますが、裏を返すと相手の事を気にせずのびのびと過ごせる時間がたっぷりあります。それは自衛隊の妻ならではの特権です。基本的には土日休みなのですが、海外遠征や長期合宿なので家を離れる事もしばしばあります。結婚生活で自分の時間を確保できるのはメリットです。

結婚したタイミングや年齢にもよるのですが将来子供が欲しい夫婦は2人の時間もしっかりつくる事も大事です。相手のスケジュールや共働きなどで中々時間が合わないという方も増えてます。妊娠は運とか確率論など諸説ありますが、そこはしっかり話し合っておきましょう。

自衛隊に入隊すると定期的に転勤はつきものです。転勤の確率というのは人それぞれなんですが、階級や所属している部署によっても違います。2～3年に1回引っ越すなんてのはザラにあります。もちろん引っ越し費用の手当てや自宅手当で新しい家を用意してくれたりはします。

ただ、共働きの方は自分の仕事が調整できる仕事や場所を選ばないものなど結婚する前のタイミングで見直す必要があるでしょう。その他ご近所付き合いや知らない土地での生活が多く、何より「引っ越し」という作業が体力を使いますのでそこは覚悟しておきましょう。

自衛隊だけでなく警察官や消防士の方もそうですが、国を守る事が彼らの仕事なのでもちろん何か災害・事件等が起きたら自衛隊は駆り出されます。特に自衛隊の怖い所は海外でのテロや災害など緊急事態に遠征しなければならないところです。妻としては家庭を守りつつ帰りを待つのが辛い時もあるでしょう。そんな仕事柄、親に結婚を反対される事もあります。

絶対無いとは言い切れない遠征業務。年齢やチームのバランス、遠征地など色んな事が重なり指示がでるのでタイミングが読めません。あまりない事かとおもいますがそんな時は反対したくなる気持ちをしまい、反対せずに旦那さんの帰りをしっかりと待つ強い心が大事になってきます。

基本的に公務員は60歳定年、一般企業であれば65歳までの継続雇用がありますが自衛隊はまた少し違う仕組みです。早期退職で53～60歳までの間で定年を迎える自衛官が多くいます。幹部クラスの自衛官でも54、55歳定年になっており通常の公務員よりは早いです。その理由としては過酷な任務を遂行してきた自衛隊ならではの仕組みになっているようです。

トップクラスになれば自分で定年のタイミングを選ぶ事も出来るのですが、今の時代は自衛隊不足により防衛省でも「定年引上げ」というのが課題になっているのでまた近い将来、自衛隊の定年制度が変わるかもしれません。今の時代、共働きで家計を支える奥さんが増えているのは自衛隊だけではないですね。

自衛隊で働いてるという事はかなり特殊な環境で頑張っている男性というのは言うまでもありません。その特殊な環境でも一生懸命、日々の任務を遂行している彼らには並々ならぬ忍耐力と正義感があります。そんな自衛官あるあるをいくつかご紹介します。