お嬢様のお言葉をしかと聞け！挨拶〜悪口まで一周回って面白いセリフ25選！

「ありがとう」や「こんにちは」といった定番の挨拶も、お嬢様言葉ではもう一歩上品な言葉を使っています。挨拶は使う場面が多いですから、お嬢様感をアピールするにはお嬢様言葉での挨拶が必要不可欠。それでは、お嬢様言葉での挨拶の仕方をご紹介していきます。

「ありがとう」や「こんにちは」といった定番の挨拶も、お嬢様言葉ではもう一歩上品な言葉を使っています。挨拶は使う場面が多いですから、お嬢様感をアピールするにはお嬢様言葉での挨拶が必要不可欠。それでは、お嬢様言葉での挨拶の仕方をご紹介していきます。

「ありがとう」の気持ちを伝える時にも、お嬢様言葉では最上級にていねいな言葉を使います。お嬢様言葉を使い慣れていない私たちが「ありがとう」をていねいに言い換えようとしても、せいぜい「ありがとうございます」くらいしか思いつきませんよね。

お礼を言う時、お嬢様言葉では「ありがとうございます」よりもさらに上の丁寧語である「ありがとう存じます」という言葉を使います。「思います」の謙譲語が「存じます」にあたるので、「ありがたく思います」という言葉の謙譲語として「ありがとう存じます」という言葉が出来上がりました。

一般人の挨拶の定番は「こんにちは」ですが、お嬢様言葉の定番挨拶は「ごきげんよう」です。漫画やドラマに登場するお嬢様キャラの定番挨拶でもありますが、現実でも私立の女学校などでは「ごきげんよう」という挨拶が使われていたりもします。「こんにちは」よりも品の良さを感じさせる挨拶ですよね。

「ごきげんよう」を使うタイミングは、出会った時と別れ際です。出会った時には「ごきげんよう」と挨拶を交わすことでお互いの健康と無事を確認し合い、別れ際の「ごきげんよう」には「元気でいて下さい」と相手の健康を願う意味合いが込められています。漫画のお嬢様キャラが何気なく使っている挨拶には、とても素敵な意味があるのです。

お嬢様は、悪口もオブラートに包んで柔らかいニュアンスの言葉に言い換えるよう心掛けています。人を傷つけてしまうようなけなし言葉は使わず、ていねいな言葉を選んで伝えることでお嬢様言葉の品格を維持することが出来るのです。では、悪口の言い換えとは具体的にどういうものかご紹介していきます。

お嬢様言葉では「嫌い」という言葉は使いません。「嫌い」とはっきり伝えてしまうと、悪口にもなりえますし無礼にあたる発言とも受け取られてしまう事があるからです。嫌いな食べ物や嫌いな事の誘いは「苦手なので」と遠回しな表現で断るようにします。

特定の人に対して話す時もそうです。「この方のここが嫌い」というと悪口になってしまいますが「この方のここが苦手」というように話すと、少し柔らかい印象になって悪口のように感じさせないですよね。育ちの良いお嬢様はこのように、出来るだけ遠回しに柔らかく考えを伝える能力に長けています。

太っている人のことをストレートに「太っている」「デブ」などと言ってしまうのは完全な悪口です。お嬢様言葉では「ふくよか」「健康的」というような表現を使います。「ふくよか」というのは、見た目がふっくらしている様子のことを指し「健康的」というのはご飯をたくさん食べて身体に栄養がたくさん付いているというの意味合いです。

体型はデリケートな問題なので、極力触れないようにするのが一番ですが、時には第三者にその人の特徴を伝えなければならない場面もあります。その時、本人がその場にいなくとも悪口になるような言葉は使わないのが真のお嬢様です。

変わっている人の特徴を説明するとき「変」という言葉は失礼にあたります。そんな時お嬢様言葉では、周りとは少し違った個性があるということで「個性的」という表現をします。ストレートに表現すると悪口になってしまうようなことも、瞬時にポジティブな言葉に変換するようにしています。

ここまで、会話の語尾や挨拶、悪口の言い換えなどのお嬢様言葉をご紹介してきましたが、反対にお嬢様が絶対に使わないであろう言葉にはどんなものがあるのでしょうか。せっかくお嬢様言葉を選んで使っていても、お嬢様が絶対に使わないNGワードを使ってしまったらすべて台無しです。言葉遣いだけでなく、NGワードにも要注意です。