お嬢様のお言葉をしかと聞け！挨拶〜悪口まで一周回って面白いセリフ25選！

お嬢様言葉とそれ以外の最大の特徴は、流行語を使わないというところです。例えば「本当」「凄い」という意味合いで使われる「マジ」という言葉。現代ではその多様性から至る所で使われている便利な言葉ですが、決して正しい日本語とは言えないですよね。

お嬢様言葉は、正しく美しい日本語が基本です。「マジ」という言葉から美しさを感じないように、現代の流行語は美しさよりも多様性や便利さが先立っています。そういった流行語に染まらない美しい言葉遣いが、お嬢様言葉なのです。

お嬢様言葉では文章を省略することがないので「～です」を簡略化した「～っす」という話し方しません。「ありがとうございます」の省略形である「あざっす」なんかはもってのほかです。最後まできちんと言葉を発さないしゃべり方は、余裕のなさを感じさせてしまったり、雑な雰囲気を感じさせる原因にもなります。

お嬢様言葉の基本はていねいなしゃべり方なので「～です」「～ですわ」というようにきちんと最後まで発音します。一音一音崩さずに正しい言葉遣いをすることが、お嬢様言葉の基礎なのです。

今では現代人の口癖にもなりつつある「やばい」という言葉。これは肯定的な意味でも否定的な意味でも使えるその便利さから、様々な場面で使われることが多いワードですよね。しかし、お嬢様言葉ではそういったぼやけた表現はしません。

美味しいものを食べたら「美味しい」、綺麗なものを見たら「美しい」、嫌なものを見た時には「見るに堪えない」と、きちんとした言葉遣いでその時に合わせた言葉を正しく使い分けます。きちんとした言葉を使うことは、その人の品格や知的さを表現することにも繋がっていきます。

これは少し意外かもしれませんが、お嬢様言葉では「すみません」という言葉も使いません。「すみません」というのは謝罪の言葉の代表的なものですが、現代では「ありがとう」や「よろしく」の代わりにもなる便利ワードになりつつあります。

お嬢様言葉では、そういった意味合いが曖昧な言葉はあまり使いません。ですので、謝罪の時には「すみません」ではなく「失礼致しました」という礼儀正しい言葉を使います。何かありがたいことをしてもらった時にも「すみません」ではなく「ありがとう存じます」というように、その時に合った言葉を選んで使うようにしています。

「超」というのは今ではかなりポピュラーな言葉で、若者から年配の方まで幅広く使われている言葉ですよね。しかし「超」というのは昔ながらの日本語ではなく、1980年代から劇的に流行しだした新しい言葉なのです。由緒正しいお嬢様は、そういった流行語を使うことはしません。「すごく」「とても」というていねいな言い回しをします。

このキャラクターは、アニメ「ゆるゆり」に出てくる人気キャラです。落ち着いた性格で、お嬢様言葉を使うのが特徴です。お嬢様キャラというのは個性があって面白いですし、上品さもあるので人気がありますね。

彼女はフェリス女学院や慶応義塾大学などの名門校出身のれっきとしたお嬢様で、お笑いタレントとしても活動しています。そのお嬢様キャラを活かし、アニメキャラの名言などをお嬢様言葉に変換するネタを得意としています。