羊水検査とは？費用や時期は？リスクはある？陽性だったら？体験談あり

費用の問題や高齢妊娠など条件が揃っている必要があるほか、羊水検査には流産の危険があります。検査を検討する際には必ずこのリスクについて知っておきましょう。

羊水検査には500～300人に1人の割合で流産するリスクがあります。これは検査のためにお腹に針を刺したことが原因で子宮収縮による破水や子宮内感染が起き、合併症を発症する可能性があるためです。

（流産については以下の記事も参考にしてみてください）

稀に羊水が母親の血液中に入り込み「羊水塞栓症」を起こすリスクがあります。これは羊水に含まれる胎児の成分が原因とされ、呼吸困難や血圧の低下を引き起こすだけでなく重篤な症状になると心停止に至る場合もあるのです。羊水検査を検討する際はこのようなリスクがあることをよく知った上で判断しましょう。

（羊水塞栓症については以下の記事も参考にしてみてください）

羊水検査の結果が陽性の場合、「中絶」が選択肢にあがる人もいるかもしれません。しかし、夫婦でよく話し合い、慎重に判断することが大切です。また、妊娠12週以降、妊娠中期に入ってからの中絶には子宮穿孔や出血などの合併症のリスクがあります。妊婦さんの身体への負担も大きく、陣痛を誘発して行うため陣痛の痛みを伴います。費用も分娩と同程度必要です。

検査を受ける前に「もし陽性だった場合」について夫婦でよく話し合っておきましょう。

（中絶については以下の記事も参考にしてみてください）

実際に羊水検査を受けた人の体験談を紹介します。検査を決断した理由やその後の感想など是非参考にして下さい。

羊水検査では陰性という結果が出たものの、産まれた後に障害が見つかったという人もいました。ダウン症が遺伝子の欠陥によって起こるのに対し、自閉症は脳の機能障害です。羊水検査では脳の機能障害の有無についてはわかりません。羊水検査では判断ができない病気や障害があることを事前に理解しておきましょう。