臨月スクワットで陣痛・安産の対策!効果は?やり方や回数は?動画あり
【医師監修】臨月になると出産はもうすぐです。安産のために運動を始める妊婦さんも多いでしょう。臨月になってからの運動ではスクワットが陣痛や安産に効果的だといわれています。ここでは、臨月スクワットの正しいやり方、やる時期や回数についてもご紹介します。
肥満を防ぐ
妊娠後期は特に体重が急激に増加しやすい時期です。妊娠中に肥満になってしまうと、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの合併症を引き起こしやすくなるほか、早産や難産の確率も上がるといわれています。
また、過度な体重増加は産道に脂肪を付けてしまいがちです。産道は赤ちゃんが出てくる通り道ですから、そこに脂肪がついてしまうと赤ちゃんが出てきにくくなり難産になりかねません。臨月スクワットを行うことによって代謝がよくなり余分な脂肪がつきにくくなるのです。
(臨月の体重増加については以下の記事も参考にしてみてください)
産後の骨盤矯正に効果的

出産という大仕事を終えた体は、その影響で骨盤が緩くなってしまっています。臨月にスクワット運動をしておくと骨盤底筋や脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)などが鍛えられ、骨盤を引き締め体のラインを整えてくれるのです。産後もスクワット運動を続けることで、出産でゆがんだ体のバランスを整えダイエット効果も期待できるのです。
臨月スクワットの正しいやり方

臨月スクワットのやり方を間違えてしまうと陣痛促進や安産などの効果を得られなくなってしまいます。正しいやり方を動画とともに見ていきましょう。
臨月スクワットをする場所
臨月の妊婦さんはお腹が大きく不安定なため、スクワット運動をする際には壁に背を向けて行うのがベストです。床にヨガマットを敷いてその上で行うと安定します。近くに椅子やテーブルなどつかまるものがあるとより安心できるでしょう。
臨月スクワットの方法
臨月スクワットの基本的なやり方をご紹介します。深呼吸をしながらゆっくり行うよう心がけましょう。
1. まず壁に背を向けて立ち、頭と背中を壁につけます。
2. 足を肩幅に開き、つま先を外側に向けます。
3. 頭と背中を壁から離さないようにしながら、ゆっくりひざを曲げていきます。
4. ひざを曲げた状態で数秒停止します。
5. 頭と背中を壁から離さないようにして、ゆっくりと立ち上がります。
臨月スクワットの動画
臨月スクワットにも様々なやり方があります。臨月スクワットのやり方を紹介した動画をみてみましょう。
このスクワットは壁に背中を付けて壁に沿ってしゃがむ運動をするので、初めてスクワットをする妊婦さんにぴったりです。
この動画ではスクワット運動を15回繰り返しましょうとありますが、始めての場合は無理をせず5回、10回と徐々に回数を増やしていくようにしましょう。つらいと感じたら休憩しゆっくり時間をかけて運動することが大切です。
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