妊婦体操で腰痛や便秘を解消!妊娠周期別の効果的なストレッチ方法!
【医師監修】妊娠中はさまざまな変化が体に起こります。妊娠中の腰痛や便秘に悩まれる妊婦さんも多いですよね。妊婦体操は教室に通わなくても気軽に自宅でできる体操で、気分転換にもつながります。今回は腰痛や便秘を解消する方法や妊娠周期別の効果的なストレッチ方法をご紹介します。
妊婦体操ってなに?

妊婦体操とは妊婦さん向けの体操で「安産体操」などとも呼ばれています。臨月が近づいてくると大体の女性が、体重の増加で腰に負担がかかり便秘になりやすくなります(※1)。そんな時に役立つのが、妊婦体操です。妊婦体操は、腰痛や便秘、気分転換、ストレス発散さらには体重の増加を防ぐことができます。
安産体操は、とても大切な要素が入っている運動で「妊娠中」だけでなく「お産の時」にも役立つものです。これからお産を控えている女性は積極的に行いましょう。
(安産体操については以下の記事も参考にしてみてください)
妊婦体操の効果とは

では、妊婦体操の効果とはどのようなものでしょう。妊婦体操を毎日コツコツ行うと「腰痛の緩和」や「便秘解消」の効果があり、さらに体が温まるため「冷え性の予防」にも繋がります。また「深い呼吸」を意識するように行うとお産時の呼吸法の練習にもなるので良いこと尽くしです。
いつから妊婦体操を始めていいの?

そこで気になるのが、妊婦体操はいつから始めて大丈夫なのか、いつから行えばいいのかということです。妊婦体操はいつから始めても、いつから行っても大丈夫です。したがって、妊娠初期から臨月まで行うことができるのです。
ただ「妊娠初期」の頃は妊婦体操の中でも軽めの体操から始めるようにしてください。「妊娠16週以降」になったら少しずつ体を動かす体操を取り入れていきましょう。体を動かすことで妊娠中のストレスを発散することもでき、妊娠後期のストレスも軽減されます。

産婦人科のパパママ学級などでは、妊婦体操を行っている所もあるので、他の妊婦さん達と一緒に行うのもいいですね。
(妊娠中のお腹の張りについては以下の記事も参考にしてみてください)
妊婦さんはどうして腰痛や便秘になりやすいの?

妊娠中は腰痛や便秘になりやすいため「辛い」と悩む妊婦さんは多くいます。しかし、妊娠初期から臨月まで過度な運動は難しいですし、妊娠中のためむやみやたらに薬も飲めません。ではどうして妊婦は「腰痛」や「便秘」になりやすいのでしょうか。その原因を理解すると、自分に合った対処法を見つけ出せるかもしれません。その理由を探っていきましょう。
妊娠中の便秘が原因で腰痛になる?

「便秘」と「腰痛」はあまり関係がないように思いますが、実は関係があります。便秘になると「腐敗ガス」が発生しますが、便秘の状態が何日も続くとその腐敗ガスが血液に影響してしまいます。血液に影響がいってしまうと、血行が悪くなり「栄養素」や「酸素」が筋肉などに行き渡らなくなるのです。すると、筋肉が疲れてしまい「腰痛」の症状がでてきてしまいます。
妊婦さんは、ホルモンバランスや大きくなった子宮が原因で便秘を引き起こす可能性があります。重くなった子宮は腸の運動を阻害し、ガスを腸内に溜めやすくしてしまうのです。また、大きくなった子宮が腰回りの筋肉や背骨を圧迫することが原因で腰痛になってしまうこともあります。
妊娠中の腰痛の原因
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