稽留流産が原因でつわりがなくなる?兆候は体の変化に現れる?
【医師監修】妊娠が判明して嬉しい半面、つわりがパタリと止まり、不安になり病院へ行ったら稽留流産と言われた…など、妊娠中は予期せぬ事態が起きてしまう場合もあります。今回は妊娠中起きてしまうかもしれない稽留流産について、つわりやその他妊娠症状との関係性も合わせてご説明します。
稽留流産と診断された場合は、残念ながら助ける事のできない流産なので妊娠を継続することは出来ません。後日、流産手術を受けて子宮内から胎嚢などの組織を取り出す必要があります。流産手術は静脈麻酔下で行われ、眠っている間に15分程度で済み、日帰りで流産手術を行う病院が多いです。
流産手術が終わるまで体は妊娠状態のままです。心が痛み、精神的にも辛い時期かとは思いますが、無理はせずに穏やかに過ごしましょう。
稽留流産後の妊活はいつから可能?

稽留流産の手術後、1カ月~1カ月半程度で次回の生理が来ます。流産後生理を1回見送ったら妊活を再開しても大丈夫という場合もあれば「生理を3回見送ってから」という場合もあります。生理を見送らず妊娠する事も可能ではありますが、流産手術によって傷付いてしまった子宮のままだと、妊娠が継続できず再び流産する恐れがあります。
流産後は早く次の妊娠を目指したいという気持ちもあるかと思います。しかし、また流産という悲しい事は避けたいですよね。流産後はあせってしまうかもしれませんが、きちんとした子宮環境で次の妊娠を迎える為にも、医師に言われた期間は妊娠しないように避妊を心がけましょう。
つわりなどの症状をよく観察しましょう

妊娠中は日々さまざまな体調の変化があります。つわりがなくなったからと言って必ず流産というわけではありませんし、逆に症状が感じられなくても流産となっている場合があります。しかし、いち早く流産の危険性を見極める為にも日頃から体調の観察をしておきましょう。
流産された方の中には「動き過ぎたから」「安静にしていなかったから」と感じる方も多いと思いますが、妊娠初期の流産は胎児の染色体異常が原因のほとんどを占めます。お母さんが動き過ぎたから流産してしまったとは言い切れません。流産は仕方なくして起きる自然の摂理なのです。仮に流産と言う残念な結果になっても自分を責めず、またコウノトリがやって来てくれる事を願って穏やかに過ごしてくださいね。
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