稽留流産が原因でつわりがなくなる?兆候は体の変化に現れる?
【医師監修】妊娠が判明して嬉しい半面、つわりがパタリと止まり、不安になり病院へ行ったら稽留流産と言われた…など、妊娠中は予期せぬ事態が起きてしまう場合もあります。今回は妊娠中起きてしまうかもしれない稽留流産について、つわりやその他妊娠症状との関係性も合わせてご説明します。
稽留流産とは
流産の中に稽留流産(けいりゅうりゅうざん)と呼ばれる流産があります。この稽留流産とは母体に特に感じられる症状もなく、胎芽または胎児が亡くなって子宮内に留まっている状態の事を指します。検診で胎嚢(赤ちゃんの袋)が確認できていたにもかかわらず、成長が確認できないことから発覚します。
しかし勘違いしてはいけないのは、稽留流産は染色体異常などによるものが原因のため、妊娠後に母体をどんなに気遣っても防ぐことができないものであるということ。流産をすると妊娠中なのに無理をしたせいなどと自分を責めてしまうことが多いですが、誰のせいでもありません。
そんな稽留流産がいつ起きるのか、どのくらいの確率で起きてしまうのかなどが気になることはたくさんありますよね。稽留流産が起こりやすい時期と、稽留流産の確率についてそれぞれご説明します。
稽留流産が起こりやすい時期
流産の定義は「妊娠22週未満」とされており、稽留流産の発生は妊娠初期の6~7週にかけてが一番多いです。この時期はちょうど胎児の心拍が確認出来る時期なのですが、心拍が確認出来なかったり、微弱で心拍が止まってしまいそうな場合は流産の兆候となります。
(妊娠6週目については以下の記事も参考にしてみてください)
稽留流産の確率
母体の年齢や不育症などの持病の有無で、その人それぞれの稽留流産の発生確率は一概には言えません。しかし、目安として流産全体の発生確率は5~6人に1人と言われています。この数字から、意外にも多くの人が流産を経験している事が分かります。もしかしたらご自身の身の回りにも流産を経験している方がいるかもしれません。(※1)
(流産については以下の記事も参考にしてみてください)
つわりと稽留流産は関係あるの?
「つわりがひどくなるのは赤ちゃんが順調に成長しているから」「つわりがなくなってしまうのは赤ちゃんに異常が起きているから」というのを聞いたことはありませんか?これは、正解でもあり不正解でもあります。ではなぜつわりがなくなったら流産と言われてしまうのでしょうか?下記でつわりと流産の関係性についてご説明します。
つわりはなぜ起きるのか
つわりとは妊娠初期に起こる症状の一つで、別名「悪阻(おそ)」とも言われています。つわりのメカニズムは医学的に解明されていませんが、妊娠検査薬の反応の元でもある「hCGゴナドトロピン(以下hCGホルモン)」というホルモンが増殖するために起こるという説があります。(※2)
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