【妊娠4週目】胎児の状態と妊婦の変化は？流産の可能性は？体験談も

妊娠4週目は薬の服用に注意しましょう。

妊娠4～7週目の妊娠2カ月目の妊婦さんの体は、薬の影響を受ける可能性が高くなりやすいといわれています。妊婦さんがこの時期に危険性の高い薬を服用してしまうと、未熟児や奇形児の原因になることもあり、気をつけなければいけません。（※2）

妊娠初期症状には、風邪や月経前症候群に似た症状が現れることもあるので、体がつらくても薬は飲まず、体を休めるなどで対処してください。もし、妊娠に気づかずに薬の服用をしてしまった場合は、産婦人科を受診した際に、薬の種類や服用した時期、服用期間を必ず伝えてください。

妊娠中は喫煙やお酒の摂取は控えましょう。妊婦さんがタバコやアルコールを摂取すると、発達障害、中枢神経の異常、早産、流産のリスクが高まります。タバコやアルコールは厳禁が最良です。

また、妊婦さん自身が喫煙をしない場合でも、副流煙が影響することもあるので周囲の環境にも注意しましょう。

妊娠中は葉酸を積極的に摂取しましょう。葉酸は水溶性のビタミンB群の一つで新しい赤血球を作ったり、妊娠初期の活発な細胞 分裂時にはDNAなどの合成に重要な働きをするといわれています。このため、妊娠前から妊娠初期に妊婦さんの葉酸摂取が不足した場合、先天性異常のリスクが高まってしまいます。

葉酸は食事から摂取することもできますが、サプリメントの方がより効率よく体に取り込むことができます。ママが食べるものが赤ちゃんの体を作る栄養になるので、必要な栄養をしっかりと摂るようにしましょう。

妊娠すると気になるのが流産です。流産は妊娠中、常に気になる問題でもあります。流産は妊婦さん全体のうち約15％が経験するとされ、珍しいことではないのです。妊娠4週目の流産の可能性についてみていきましょう。

妊娠初期の流産の確率は高く、全体の流産のうち約80％が妊娠初期に起こるといわれています。流産の兆候としては、生理のような出血がみられたり、腹痛に襲われたりといったことが挙げられます。もし出血や耐えられないほどの腹痛を感じたら、必ず産婦人科を受診してください。

腹痛や出血は重要なサイのようです。

切迫流産であれば、早めの受診で助かることも多いのです。

妊娠中、特に妊娠初期は予期しないことが起きることもあります。子宮内膜に正常に着床していない場合は子宮外妊娠となり、強い腹痛に襲われることもあります（※3）。

また、流産の一歩手前である切迫流産の場合もあります。出血や腹痛は、赤ちゃんからママへのメッセージでもあります。妊娠中に腹痛や出血などの異常を感じた場合は、流産や切迫流産などの可能性もあるので、すぐに病院へ行くようにしましょう。

（妊娠初期の流産については以下の記事も参考にしてください）