妊娠中期なのに吐き気がおさまらない…!原因は?即効性のある対策方法を紹介!

【医師監修】妊娠中期の安定期に入っても吐き気が治まらない‥。なぜと多くの妊婦さんが悩まされます。妊娠中期の吐き気の原因や、即効性のある対策方法などについて、先輩ママの体験談やドクターの助言を交えて紹介します。つらい吐き気が続く妊婦さんはぜひ参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 安定期なのに気持ち悪い!妊娠中期でも吐き気を感じる?
  2. 妊娠中期に起こる吐き気の原因は?
  3. 吐き気が治まらない場合は妊娠悪阻の可能性も
  4. 妊娠中期に起こる吐き気の対策方法【食生活】
  5. 妊娠中期に起こる吐き気の対策方法【習慣】
  6. 妊娠中期のつらい吐き気は我慢しないで!
妊娠悪阻とは?つわりとは違う?原因や症状、治療法は?実体験あり

妊娠中期に起こる吐き気の対策方法【食生活】

妊娠中期の気持ち悪い吐き気はつらく、思うように食事を取れないお母さんがいるかもしれません。しかし、赤ちゃんはお母さんから栄養をきちんと吸収しています。妊娠中期の吐き気が赤ちゃんの栄養に影響を与えることは、ほとんどないでしょう。しかし、吐き気以外にも頭痛が続くなど他の症状がある場合は、病院の先生に相談しましょう。

妊娠中期に吐き気が少しでも和らぐような対処法を、食生活を中心に紹介します。

妊娠中期の吐き気への対策方法【胃に優しいものを食べる】

吐き気に悩まされている場合は、胃に優しいものを食べるのがおすすめです。油っこいものや消化に時間がかかるものは、胃の負担が大きいため、すぐに消化するものを選んで食べましょう。

例えば、栄養満点の卵は、加熱時間により消化の時間が違います。固ゆでよりも半熟卵の方が消化がスムーズです。このように妊娠中期の吐き気には消化時間の短い胃に優しいもの選んで食べましょう。

妊娠中期の吐き気への対策方法【小分けにして食べる】

妊娠中期の安定期に入っても吐き気が治まらない人の中には、お腹が空いてくると、ムカムカした吐き気があるという人も多くいます。胃が空っぽになりお腹が空くことが原因です。空腹な時間を少なくすることが有効な対策となります。

何か食べ物をいつも持ち歩いて、小分けにして食べることがおすすめです。昼夜問わず、食べられるときに食べることも必要です。

妊娠中期の吐き気への対策方法【塩分を減らす】

妊娠中期に吐き気がひどい場合は、食事の塩分を減らすようにしましょう。濃い味付けは吐き気の原因になることもあるので、吐き気を抑えるために味付けを工夫をしてください。

しかし、薄味は大事だとわかっていても、物足りないと感じることがあるでしょう。そんな場合は、風味をつけることで対処します。例えばレモンなどの柑橘(かんきつ)類を少し足すことで風味が増して、薄味をカバーすることができます。

妊娠中期の吐き気への対策方法【ビタミンB6を取る】

吐き気を抑えるためにビタミンB6を取りましょう。ビタミンB6は水溶性のビタミンで、腸内細菌により体の中でも作られていますが、赤ちゃんの成長にも欠かせないので妊婦さんは充分に取る必要があります。カツオやマグロなどの魚類、肉類やレバー、果物ではバナナに多く含まれています。バランスよく食べて上手に取りましょう。

妊娠中期の吐き気への対策方法【食べられるものを見つける】

吐き気があっても、食べられるものを見つけましょう。吐き気で食べられるものが限定されてしまい、栄養面が心配になるかもしれません。無理をせずに口にできるものを色々と試してみましょう。色々と食べることでバランスよく栄養を取れます。最悪の場合は、医師に相談した上で栄養がバランスよく取れるサプリメントに頼ってもよいでしょう。

妊娠中期の吐き気への対策方法【便秘を解消する】

便秘を解消しましょう。妊娠中期の吐き気の原因が便秘だったということもあります。さらに、便秘が原因で頭痛に繋がることがあります。吐き気、頭痛、便秘はトータルで考える必要があるかもしれません。

便秘の解消には食生活の改善が必要です。食物繊維が豊富な野菜や消化のよい芋類などがおすすめです。普段はカロリーを気にして食べられない焼き芋ですが、少しずつかじるということも試してみましょう。

(つわりに効く食べ物については以下の記事も参考にしてください)

つわりに効く・悪化させる食べ物とは?おすすめの食事20選!

妊娠中期に起こる吐き気の対策方法【習慣】

妊娠中期の吐き気が治まらない場合の対処に効果的な習慣を紹介します。妊娠中期は安定期に入っているので、初期の頃のよりも、いくらかおおらかな気持ちで過ごせるのではないでしょうか。お腹の赤ちゃんと過ごせる日々を楽しみながら、習慣を変えることで吐き気への対策を考えましょう。