高位破水とは?気づかない?原因・対処法、おりものとの見分け方も!

【医師監修】高位破水とは、どんな破水なのでしょうか。本人は気づかないのでしょうか。高位破水の原因や対処法、予防法 またおりものや尿漏れとの違い、見分け方についても、ドクターの助言を交えて説明します。出産前の大事な時期です。妊婦さんはぜひ参考にしてください。

( 3ページ目 )
Contents
目次
  1. 高位破水とは?気づかない?
  2. 高位破水の原因は?
  3. 高位破水と「おりもの」「尿漏れ」の見分け方は?
  4. 高位破水が起きた際の対処法
  5. 高位破水の予防法は?
  6. 高位破水に気づかないとどうなる?
  7. 高位破水に注意しよう!

正産期の場合

正産期の場合は高位破水は特に心配する必要はありません。

正産期とは37週0日~41週6日を指します(※4)。この時期に高位破水と診断された時の対処法は、そのまま入院し、陣痛がくるのを待ちます。24時間経過しても陣痛が来なければ、陣痛促進剤でお産を促すということになるでしょう。大半の赤ちゃんがいつ生まれてもいい状態に成熟しているので、問題はありません。

正産期に入る前の場合

正産期に入る前の場合は注意しましょう。正産期前の37週未満、特に35週未満に高位破水と診断された時の対処法は、まず管理入院をして病院で経過を診てもらうようにしましょう。細菌感染症予防の抗生剤や、陣痛が起きてしまわないように子宮収縮を抑える薬を投与しながら、経過観察していくことになります。

高位破水に限らず、前期破水が起きたらすぐに入院となります。妊娠中は誰もがどんなトラブルが起こり、いつ入院になるかわかりません。万が一の場合に備えて早めに入院準備をしておきましょう。また、明らかに破水していると気づいたら、細菌の感染を防ぐためにもシャワーや入浴、ウォッシュレットの使用をしないようにしましょう。

高位破水の予防法は?

高位破水になりやすい原因を知り、予防法を意識して生活することは、高位破水の回避に繋がります。高位破水に限らず、妊娠中は様々なトラブルが起こる可能性があるので、以下の予防法を実践して母子ともに安全な生活を送りましょう。

禁煙しましょう

禁煙しましょう。妊婦さんの中にも禁煙できない人が多いようです。しかし、高位破水の予防に限らず、ママ自身の健康やお腹の赤ちゃんの健康のためにも一日も早くやめるべきでしょう。また、パパや周りの人が喫煙していると、煙を吸うことで体に悪影響になります。近くではすわないように配慮してもらい、受動喫煙にも気をつけましょう(※3)。

スキンシップの見直し

スキンシップの見直しも欠かせません。妊娠中も夫婦生活を楽しみたい時は、腹圧が掛からないように気を付けましょう。また、激しく刺激を与えないようにパートナーに協力してもらい、ゆっくりと行うのがベストです。もしも張りや痛みを感じたら、継続せずに安静にしてください。性感染症を起こさないためにコンドームの装着を忘れないことも、高位破水の予防法となります。

無理な運動や衝撃に気をつける

無理な運動や衝撃に気をつけましょう。ボールを受けたり、高い段差を登ったり降りたりすると、体に衝撃が伝わり破水を招く恐れがあります。このような過度の運動は控えましょう。体重管理や出産に向けての体力づけに、軽い運動をするとよいと医師にすすめられることもあります。しかし、決して無理をしないでください。

転倒に気をつける

転倒に気をつけましょう。転倒は衝撃によって破水や出血だけでなく、場合によっては流産してしまうほどの危険性があります。妊娠後期になりお腹が大きくなると足元を確認しづらくなるので、滑りやすい場所や階段での転倒には十分に注意が必要です。滑りにくい安定した靴を履いたり、万が一転倒した時に保護できるように、手荷物などは少なくして出掛けましょう。

重い物を持たない

重い物を持たないようにしましょう。重い荷物を持たなければいけない時は、パパや周囲の人に手伝ってもらいましょう。すでに上に子供がいる場合、抱っこしなければいけない場面があっても、なるべく長時間にならないようにしていきましょう。普段から極力お腹に負担を掛けないことを意識しておくと、高位破水の予防に繋がります。

性感染症の早期発見

万が一性感染症などの細菌感染にかかってしまった場合でも、早期発見で適切な治療をすれば感染症から破水に発展するということを防ぐことができます。おりものの異変など、ちょっとした変化にも気を配り、早めに受診し、治療しましょう。

清潔を心掛ける