陣痛時はテニスボールが役立つ？使い方は？出産時の『いきみ逃し』に効果あり！

陣痛中にも食べられる軽食を用意するといいでしょう。ママはエネルギーをたくさん消耗します。いざ出産となったときにママのエネルギー不足とならないよう、陣痛の合間に軽食をとることは大切です。

陣痛が起こってから出産を終えるまでの時間は人によって異なります。平均的に初産婦は約12～18時間かかり、経産婦で約6～8時間かかると言われているのです（※1）。

お箸などを使わなくても食べることができる、おにぎりやパン、片手で飲めるゼリーがおすすめです。また、ママがリラックスできるのであれば、好きなお菓子を少量食べるのもいいでしょう。しかし、食欲がない場合は無理をして食べる必要はありません。自分の体と相談するようにしましょう。

寝たままの状態でも水分補給ができるペットボトルストローも陣痛・出産に役立つグッズです。出産中は痛みに耐えたり、汗をかくことで喉が乾きます。しっかり水分補給をすることで、出産のための体力の維持にもつながるでしょう。

しかし、強い痛みの中では水分補給をするために起き上がったり、コップを使うのも大変です。このため、寝たままの状態で水分補給ができるペットボトルストローが役立つでしょう。自分で飲み物を持つことが難しい状態の場合なら、パートナーにサポートしてもらいましょう。

ペットボトルストローは、ストローを自分で入れ替えることができるタイプと、蓋とストローがセットになっているタイプがあります。100均でも販売されていますので、入院セットとして準備しておくのがおすすめです。

カイロで痛みを感じる部分を温めることで、血行が促進され、痛みが緩和されるでしょう。カイロは足元や腰回りの冷え対策にもおすすめのグッズです。

カイロは100均でも購入できます。陣痛中に痛みを感じる部分はさまざまで、その時々で場所も変わります。貼らないタイプのカイロを用意するといいでしょう。使用する際は低温やけどを防ぐために、タオルに包んで体に当てることをおすすめします。

タオルは汗を拭いたり、お湯で濡らして温タオルにしたりとさまざまな用途で陣痛・出産に役立つグッズです。陣痛中に痛みを感じる部分には、カイロと同様に温タオルを当てて温めましょう。また、アロマオイルを染み込ませて、リラックスするのもおすすめです。鎮痛作用があると言われているミントやクラリセージのアロマオイルを染み込ませるのも良いでしょう。

陣痛の痛みがつらい時には、タオルを噛みしめたり握ったりすることで、気を紛らわすこともできます。

陣痛・出産中に火照った体の熱を逃がすために、うちわも用意しましょう。季節を問わず陣痛・出産時には汗をかきます。汗をかき、火照った体をパートナーや助産師にあおいでもらうだけで熱を逃がすことができ、身体が楽になります。しかし、腰回りを冷やしてしまうと痛みが増す恐れがあるため、冷やし過ぎには注意しましょう。

うちわも100均で購入できます。ぜひ一枚用意しておきましょう。