出産予定日を超過しても陣痛が来ない！誘発分娩で出産する時の流れは？

出産予定日を超過させないためには、しっかりと体重管理をしながら過ごすことも大切です。先ほども触れたように、妊婦さんの体重が増え過ぎると赤ちゃんが下がりづらい状態になります。糖質・脂質が高いものばかりを食べ過ぎないように注意し、適度に体を動かすよう心がけてみましょう。

また、食事については栄養バランスが偏らないようなメニューを考えるのがベストですが、大きいお腹で手の込んだ料理を作るのは大変ですよね。食事のメニューに悩んだ際には、どういった料理をしていたか実母や義母に相談してみるのもおすすめです。

（妊婦さんにおすすめの食事メニューについては以下の記事も参考にしてみてください）

産後にはなかなかできないことを楽しむのも、出産予定日を超過させないためのひとつの過ごし方です。今だからこそ楽しめることに意識を向けると、出産への不安・緊張から解放されてリラックスできます。自分のためのショッピングやカフェ巡りなど、赤ちゃんが生まれるとしばらくできなくなってしまうことを楽しんでみましょう。

「出産予定日が近付いているのに陣痛が来る気配がない」「このままだと予定日を超過しそう」といったストレスを抱えている妊婦さんも多いものです。そういったストレスを感じたときこそ、今しかできないことを楽しんで気持ちを落ち着かせると良いですね。

ここからは、陣痛を促す対処法を6つご紹介します。「なんとか自然に陣痛を起こしたい」と考えている妊婦さんも多いことでしょう。ただ、早く陣痛を起こしたいからといって、すべての対処法を無理におこなう必要はありません。「陣痛が来ると良いな」と楽しみながら実践できるものを見つけてみてくださいね。

陣痛を促す対処法としては、まず体を動かすことが挙げられます。陣痛を起こすために多くの妊婦さんが実践しているのが、スクワット・ウォーキングといった足腰を使う運動です。「運動が苦手で気が進まない」という妊婦さんは、雑巾がけやかがんだ姿勢でのお風呂掃除など「足腰を使って家事をする」というかたちで体を動かしてみましょう。

しかし「陣痛を起こしたい」という気持ちから、無理をして運動を続けてしまう妊婦さんも少なくありません。体が疲れ切った状態で陣痛を迎えるのはつらいものです。疲労や体の不調を感じたら、一度休憩を挟むようにしてみてくださいね。

（臨月のスクワットについては以下の記事も参考にしてみてください）

ツボ押しも、陣痛を促す対処法のひとつです。陣痛を促すとされているツボには「三陰交（さんいんこう）」があります。三陰交は陣痛促進や安産、生理不順・冷え性の改善といった効果が期待でき、女性にとって非常に重要なツボだと言えるでしょう。三陰交の位置は足の内側のくるぶしから指4本分上で、すねの骨のすぐそばです。

三陰交を押す際には5秒程度時間をかけ、ゆっくりと息を吐きながら軽く力を入れてみてください。また「三陰交は体に影響しやすい」と言われているツボなので、自己判断で無理に刺激しないよう気を付けましょう。

三陰交は押すだけでなく、お灸をすえるのも効果的だとされています。お灸についても自己判断でおこなわず、参院で医師や助産師に相談してから取り入れてみてくださいね。