逆子の原因とは？帝王切開になる？治す方法・出産までに治る確率など詳しく解説！

お腹の中の赤ちゃんの背中側が上にくるように横向きに寝ると、逆子が治りやすくなるといわれています。赤ちゃんの状態をしっかり知ることが大切なので、医師に確認してから行うようにしましょう。赤ちゃんの向きは胎動の位置だけでわかるものではないので、自分で判断しないように注意しましょう。

逆子を治す方法としては、体を温めることも効果的です。胎児が動きやすくするためには、子宮の環境を整えてあげることも大切です。入浴で体を温めてリラックスすれば、血行促進にもつながり胎動が活発になることでしょう。胎動が活発になることで、逆子も治りやすくなるのです。

逆子に効くとされる「三陰交（さんいんこう）」と「至陰（しいん）」というツボを刺激する方法、ツボ押しも逆子を治すのに有効と言われています。

三陰交は内側のくるぶしから指4本分上の位置にあるツボで、冷えの改善に効果があります。体を温めることで、胎児が動きやすくなるのです。至陰は足の小指のすぐ外側にあるツボで、ホルモンの分泌を促進し胎児や子宮の動きを活性化する効果が期待できます。

特に、至陰は難産のリスクを下げるのにも効果が期待できるため、逆子や難産の予防として妊娠30週頃から取り入れるのがおすすめです。

上述したツボにお灸を施すのも、逆子を治す方法としては効果的です。ツボ押しをしてもいつまでも逆子が治らないときは、鍼灸院などでプロの手に頼ってみるのもおすすめです。その際は、かかりつけの医師にもしっかり相談してから受けるようにしましょう。

逆子がいつまでも治らない場合、最終手段として外回転術を行うこともあります。外回転術とは、医師が手でお腹の上から胎児を回転させる方法です（※2）。お腹を刺激する方法のため、そのまま出産につながるリスクも考えられます。外回転術はすべての医療機関で行われているわけではないので、逆子がいつまでも治らない場合は医師に確認してみましょう。

逆子がなかなか治らないと不安が募ります。不安を和らげるためにも、逆子を経験した先輩ママたちの体験談を参考にしてみましょう。

逆子と診断されても、不安になる方や気にならない方など受け止め方もママによって様々のようですね。逆子を気にしすぎないことも、やはり大切になります。

逆子がいつまでも治らなくても、無事に出産できたという妊婦さんがほとんどです。予定帝王切開や緊急帝王切開、外回転術後の自然分娩など逆子の状態での出産方法は様々ですが、逆子が原因での障害があることはほとんどありません。安心して出産に臨みましょう。