逆子の原因とは?帝王切開になる?治す方法・出産までに治る確率など詳しく解説!

【医師監修】お腹の赤ちゃんが逆子になると不安が募ります。このまま治らないのかと。改めて逆子の原因とは何でしょうか。帝王切開になる可能性、治す方法、出産までに治る確率などについて詳しく解説します。先輩ママの体験談やドクターの助言もあるのでぜひ参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 逆子とは?
  2. 逆子になってしまう11の原因
  3. 逆子になりやすい時期は?
  4. 逆子の危険性
  5. 逆子が出産までに治る確率は?
  6. 逆子の場合の出産方法
  7. 逆子を治す方法
  8. 逆子がなかなか治らなかったら…?〜先輩ママの体験談〜
  9. 逆子は焦らず冷静に対応しよう!
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7. 逆子になってしまう原因【胎児奇形】

水頭症などの胎児奇形の場合も、逆子になる確率が上がるとされています。水頭症は、胎児の頭蓋骨内に水が溜(た)まってしまう病気です。頭が大きくなってしまうため、子宮内で動きにくくなり逆子になる可能性が高まるのです。

8. 逆子になってしまう原因【多胎妊娠】

双子や三つ子などの多胎妊娠も逆子の原因になると考えられています。多胎妊娠の場合、それだけ子宮の中も混み合った状態になります。このため、赤ちゃんが自由に動くことができず逆子になりやすいのです。

9. 逆子になってしまう原因【冷え】

逆子になってしまう原因には、妊婦さんの体の冷えも関係しているとされています。冷えが逆子の直接的な原因となるのではなく、冷えることによって子宮が収縮して子宮内が狭くなり、胎児が動きにくくなることも考えられるのです。

10. 逆子になってしまう原因【便秘】

妊婦さんの便秘も逆子になってしまう原因として考えられるています。子宮の横に腸があるため、便がたまった状態だと子宮を圧迫してしまうのです。子宮が圧迫されると、その中にいる胎児も動きにくくなってしまいます。また、便秘によって下腹部が冷え、胎児が頭を下にする体勢を心地よくないと感じ逆子になる場合もあります。

11. 逆子になってしまう原因【骨盤の歪み】

骨盤が歪(ゆが)んでいる人も逆子になってしまう可能性があるといわれています。骨盤の歪みによって子宮が変形してしまう結果、胎児が窮屈になり逆子になってしまうのです。

逆子になりやすい時期は?

胎児がまだ小さい妊娠28週頃までは、お腹の中で動き回りやすいため逆子になる確率も高い時期といえます。赤ちゃんはまだ向きを自由に変えており、いつまでも逆子のままという可能性も低いため、この時期の逆子は心配する必要はほとんどありません。この時期は、赤ちゃんが移動しやすいため胎動の場所も日によって変わるかもしれません。

しかし、妊娠32週を超えても逆子のままの場合は、赤ちゃんが大きくなっていて動きにくいことから、逆子が治らない確率も高まります。

逆子の危険性

逆子の場合、どのようなリスクが考えられるのでしょうか。逆子の危険性についてくわしく解説していきます。

(妊娠中のリスクについては以下の記事も参考にしてください)

妊娠6ヶ月は体重やお腹の張りに注意!胎動は?流産のリスクは?

逆子の危険性【前期破水】

逆子の危険性として考えられるのが、前期破水です。胎児の頭が下側にある場合に比べ、逆子で胎児の足やお尻が下側にあると子宮口に圧がかかりやすくなります。そのため、前期破水するリスクが高まるのです。

(破水については以下の記事も参考にしてください)