妊娠初期のめまい・立ちくらみの原因は？貧血・動悸などの対処法も！

適度な運動を心がけましょう。胎盤が完成していない妊娠初期は安静にすることが大切ですが、妊娠15～16週頃といった妊娠初期から安定期以降は適度な運動で体力を維持することが安全な出産につながります。

妊娠中の適度な運動は血流の改善や体重管理に役立ちます。ウォーキングや水泳、マタニティビクス、ヨガ教室などがあります。妊娠について知識のある指導者のもとで運動をすると安心です。転倒や人との接触に気を配り、動きが激しく動悸を起こしやすいスポーツは避けるようにしましょう。正しい指導のもと、水分補給と適度な休息も忘れないようにしましょう。

ただ、妊娠中の症状は人それぞれです。妊婦さんの状態によっては運動を避けた方がよい場合もあります。妊娠に異常がないか、やりたい運動が適切かどうかを事前に医師に相談して始めるようにしましょう。

妊娠中は日々の生活に注意しましょう。手を伸ばす、背伸びをするといった、なにげない姿勢でも転倒をしないよう気をつけましょう。

今まで買い物はまとめ買いをしていた人は小分けにして軽い荷物を持つようにしましょう。重い荷物は腹圧がかかり、出血の原因となる恐れがあります。妊娠初期はつわりで気持ち悪い以外にも、ホルモンバランスにより筋肉が緩みます。重い荷物を持つことは腰や股関節を痛める原因にもなりかねません。

パパや家族に協力してもらったり、便利グッスなどを活用したりして体への負担を減らしましょう。

無理や我慢をせず病院へ行きましょう。妊娠初期にめまいや立ちくらみが起きた場合は無理をしないようにしましょう。めまいや立ちくらみは「少し休もうよ」というサインでもあります。体からのサインを見逃し、めまいや立ちくらみで転倒してしまったら危険です。お腹だけでなく頭を打ってしまうと、母体そのものにも危険が及びます。

また、めまいや立ちくらみには思いもよらない病気が隠れていることもあります。貧血だけでなくさまざまな原因により、めまいや立ちくらみは起こります。めまいや立ちくらみを起こして転倒をしてしまった場合は、直ちに病院へ行きましょう。動悸が激しくつらいと感じた場合も病院へ行くことをおすすめします。

無理や我慢をして1人で治そうするのは避けるべきです。元気な状態で出産を迎えるためにも病院へ行くことも対処法だと考えて柔軟に対応しましょう。

（妊娠初期に風邪薬を飲むことについては以下の記事も参考にしてください）

妊娠初期のめまいや立ちくらみを乗り越えた先輩ママたちの体験談を紹介します。参考にしてください。

めまいや立ちくらみの原因の多くは貧血です。鉄分は貧血の症状を改善するための大切な栄養素です。妊娠中は鉄分が含まれるレバーで貧血対策をする先輩ママは多いでしょう。

妊娠中は電車内で具合が悪くなるケースも多いでしょう。係員に助けを求めたのはとてもよい対処法だといえますね。

めまいや立ちくらみになど同じ悩みを持つ仲間がいたら救われることもあるでしょう。同じ時期に妊娠中の友達がいれば、動悸や気持ち悪いといった具体的な悩みを話し、励まし合って乗り切るのもひとつの手です。

（つわりが特にひどい時間帯については以下の記事も参考にしてください）