妊娠中の電車通勤がつらい…!つわりで気持ち悪い時の対処法・注意点など解説

【医師監修】働く女性にとって、妊娠中の電車通勤はつらいものです。初めての妊娠なら電車通勤は不安だらけでしょう。つわりで気持ち悪い時の対処法や注意点などについて、電車通勤を乗り越えた先輩ママたちの体験談やドクターの助言を参考に解説します。ぜひ参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 妊娠中の電車通勤でつらいと感じる瞬間は?
  2. 妊娠中の電車通勤でつわりを乗り越える方法
  3. 妊娠中に電車通勤をする際の注意点
  4. 妊娠中の電車通勤を乗り越えた先輩ママの体験談
  5. 妊娠中の電車通勤は無理せずに…!

妊娠中の電車通勤を乗り越える対処法として、女性専用車両を利用する方法もあげられます。女性専用車両は基本的に空いていることが多いでしょう。また、女性は妊婦さんの気持ちをよく理解していますから、何かあっても状況の判断を的確にしてくれる可能性が高いと言えます。

寝る

妊娠中の電車通勤中につわりで気持ち悪いと感じた場合は、寝ることに意識を集中させてもいいでしょう。ぼーっとしていても気持ち悪いままです。席に座れたら、多少人の視線が気になっても寝ることで気持ち的にもリフレッシュできます。

何か口に入れる

何か口に入れることで妊娠中の電車通勤でつわりを乗り越えることもできます。つわりには、食べて胃に何か入れておかないと気持ち悪いと感じる「食べづわり」もあります。食べづわりの人は気持ち悪いと感じる前からなるべく食べ物を口に入れておくようにしましょう。

無理に多くのものを食べる必要はありませんが、気分を紛らわすためにも何か口に入れておけば気持ちも落ち着きます。おすすめなのは、飴(あめ)や小さめのおにぎりです。

リエ先生

産婦人科医

つわりの時期の公共交通機関の利用はつらいものです。なるべく混雑する時間を避ける以外にも、ドア付近は空気が入れ替わるので匂いや温度がこもりにくくなっています。清涼感のあるタブレットやガム、飴などもおすすめです。

エチケット袋を常備する

最悪の状況も考えて、妊娠中の電車通勤ではエチケット袋を常備しておきましょう。電車内でつわりになって吐き気をもよおした時に、エチケット袋があれば周囲に大きな迷惑をかけずにすむので安心です。また「エチケット袋がある」という安心感は、気持ち的にも余裕を持つことができます。

気分が悪くなったらしゃがみこむ

妊娠中の電車通勤でつわりを乗り越える対処法として、気分が悪くなったら無理せずしゃがみこむのも1つの方法です。電車内で立っている時につわりに襲われた際、立ったままの状態がきついようでしたら思い切って床にしゃがみこみましょう。

周りの目が気になる人もいるかもしれませんが、無理するとそのまま倒れてしまう可能性もあります。そうなってしまうと本末転倒です。「次の駅まですぐだから」といった気持ちがあったとしても、無理をしないことを心がけましょう。

妊娠中に電車通勤をする際の注意点

つわりだけでなく、妊娠中に電車通勤をする際には、いくつかの注意点があります。妊娠中に電車通勤をする際の注意点をいくつか紹介します。

体温調整が可能な服装を意識する

1つ目の注意点は服装です。体温調整が可能な服装を意識しましょう。「楽だから」「動きやすいから」といった理由だけで服装を選んでいると、体調を崩す原因になる場合があります。電車内はエアコンが効きすぎている場合もあります。対処法として、1枚羽織る物を用意しておくのがいいでしょう。

(妊娠時の服装については以下の記事も参考にしてください)

マタニティ事務服の上手な選び方!先輩ママのおすすめ15選!口コミ多数

辛い時は我慢しない

辛い時は我慢しないようにしましょう。変に周りの目を気にしたり、恥ずかしいからとネガティブに考えないようにしましょう。妊娠中には周りの協力が必要不可欠です。苦しかったり気持ち悪いと感じた時は、思い切って席を譲ってくれないか交渉してみましょう。もちろん、親切に対応をしてくれた人にはきちんとお礼を言うことが大切です。

無理をしないで休憩をとる

妊娠中に電車通勤をする場合は、とにかく無理をしないで休憩をとるようにしましょう。通勤中に体調が悪くなったりつわりが辛いと感じた時は、停車した時に電車から降りてベンチで休むなどしましょう。あまりにひどい時は会社を休むという選択も必要です。

(つわりで会社を休むことについては以下の記事も参考にしてください)