妊婦は氷を食べたくなる?妊娠中の『氷食症』の原因は?胎児への影響も!
【医師監修】妊娠をすると氷を食べてしまうことがやみつきになるママが多くなっています。ママたちが悩んでいる氷食症(ひょうしょくしょう)の症状と妊婦さんや胎児への影響などを紹介していきます。妊婦さんが氷食症にならないためにできる予防法や、どうしても氷を食べることが我慢できない時の対処法なども紹介しています。
妊婦さんは氷が食べたくなるって本当?
「妊娠中は氷が食べたくて仕方なかった」という妊婦さんは多いといわれています。実際、本当に氷を食べることをやめられなくなってしまうのでしょうか?妊婦さんの体験談をもとに紹介していきます。
妊娠14週ママ
20代
妊婦になってから味のあるものが気持ち悪くて飲めなくなり、お茶も無理だったので氷を食べるようになりました。氷は無味なので口に入れても気持ち悪くなかったので、水分補給は氷を食べて取っていました。カロリーもゼロなので体重増加もなく安心して食べてました。
妊婦さんの中には、妊娠初期のつわり中に氷を食べるようになってしまったママが多いようです。つわり中は、味やニオイに敏感に反応してしまう場合があります。氷は無味無臭なので、つわり中でも食べられることが一番の原因になります。氷にカロリーはありませんが、妊娠中の食べ過ぎは身体を冷やし、いろんな悪影響が体にでるので注意が必要です。
妊娠30週ママ
30代
妊娠中は常に微熱が続いて身体がだるくて仕方なかったので、体温を下げれるかと思って氷を食べていました。実際氷を口に含んでいると身体がひんやりして気持ちよかったので、氷がないと落ち着かず止められなくなりました。
妊娠すると体のホルモンバランスが変化するため体温が上がります。そのために身体が火照りやすく、だるくなるなどの症状が現れるのです。冷たい氷を食べて、身体の火照りを和らげようとするのが原因の1つになっています。
妊娠28週ママ
10代
妊娠前は甘いものをあまり食べる方ではなかったのに、妊娠した途端味覚が変わりアイスが大好物に。特にアイスの中でもガリガリ君が気に入って、あのガリガリとした食感がやみつきになりました。
妊娠すると味の好みが変わり、甘いものを好きになるママもいます。そのために氷菓やかき氷など甘味があるものがやめられなくなってしまう場合があるのです。氷菓やかき氷はカロリーのない氷と違って、糖分やカロリーがあります。食べ過ぎによる体重増加、糖分の摂りすぎで尿糖が出ないよう注意しましょう。
妊娠35週ママ
30代
妊婦になってから朝起きてから寝るまでとにかく氷を食べていないと落ち着かず中毒症状のようになっていました。平日は仕事をしていたこともあり、氷が食べたい衝動が抑えられず近くのコンビニに氷を買いに行ってたほどです。あの時の行動は異常なほどでした。
妊娠中に氷を食べたくなるママの中には、常時氷がないと不安になったり、落ち着かないなど禁断症状が出るようです。
0歳児ママ
20代
妊娠後期が暑い夏の季節で、暑さをしのごうと氷を食べていました。100均で製氷皿を大量買いし、冷凍庫の中には常にストックしてなくならないようにしていました。1日に多いときで製氷皿2~3皿くらい食べていたと思います。
妊娠中が夏だったために気温が高く、暑さを紛らわせるために氷を食べたくなることが原因の1つとなっています。妊娠中でも「氷を食べてはいけない」というわけではありません。ただくれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。
妊娠中氷を食べたくて仕方ない…。『氷食症』の原因とは?
妊娠すると氷を無性に食べたくなり、1度食べると癖になる「氷食症」のママが多くなっています。氷食症(ひょうしょくしょう)かどうかを判断するには、製氷皿に作った氷を1日のうちどのくらい食べているかチェックしてみましょう。
もし1皿以上食べている場合は、氷食症の可能性があります。栄養のない氷を1日に大量摂取する氷食症は、「異食症(いしょくしょう」の1つだとも言われています。異食症とは、栄養価のないものを無性に食べたくなる症状のことです。
どうして妊娠すると、氷ばかりを食べてしまうのでしょうか。ここでは氷食症となる原因を紹介していきます。
鉄欠乏性貧血
氷食症は、鉄欠乏性貧血が原因の1つだと考えられていますが、医学的根拠はまだ解明されていません。鉄欠乏性貧血が原因で季節に関係なく、氷を食べたい衝動に負けてしまうママがいるようです。
妊娠するとママの栄養は赤ちゃんに送られるので、ママの身体は鉄分が不足しやすい状態になります。鉄分が不足すると、自律神経が乱れて体温調節ができなくなり、人間は身体を冷やそうとします。
そのため貧血が原因で氷食症になっているママは、鉄分の多い食事を心がけ貧血を治しましょう。
カズヤ先生
産婦人科医
鉄欠乏性貧血は妊娠中は必発とも言えるほど頻度の高い合併症です。 通常、ヘモグロビンという血中の赤血球の血色素濃度(各種臓器に血液を介して酸素を運ぶ能力の指標になります)は 12~14g/dl前後になっております。 この値が10g/dlを切るようであれば鉄剤の内服を検討すべきでしょう。
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