妊娠初期症状で頻尿になる原因は?トイレが近い場合の対策や注意点を紹介!

【医師監修】妊娠初期に戸惑うのが頻尿です。妊娠さん特有の症状ともいえます。改めて頻尿になる原因は何でしょうか。?トイレが近い場合の対策や注意点などについて先輩ママの体験談やドクターの助言を交えて紹介します。頻尿のストレス解消のためにも参考にしてください。

( 2ページ目 )
Contents
目次
  1. 妊娠初期は頻尿になリやすい?
  2. 妊娠初期症状で頻尿になる原因は?
  3. 妊娠初期の頻尿はいつからなる?
  4. 妊娠初期に頻尿の症状が出た際の注意点!流産かも?
  5. 妊娠初期の頻尿の予防・対策法!夜中トイレが近い場合は?
  6. 妊娠中に頻尿になった場合の外出はどうする?
  7. 妊娠中の頻尿はどう乗り切った?〜先輩ママの体験談〜
  8. 妊娠初期の頻尿は上手に対処しよう!
妊娠初期の症状はない場合も?原因は?あった人・なかった人の体験談多数!

妊娠初期に頻尿の症状が出た際の注意点!流産かも?

妊娠初期に頻尿の症状が出た場合、流産につながる可能性もあり、注意しましょう。妊娠初期に頻尿になってしまった場合の注意点について紹介していきます。

(流産については以下の記事も参考にしてください)

流産の種類は?確率は?週数、年齢との関係性について!

1. 妊娠初期に頻尿の症状が出た際の注意点【膀胱炎に注意する】

膀胱炎に注意しましょう。妊娠初期は寝不足や体調不良などさまざまなストレスや疲れから免疫力が低下し、膀胱炎にかかりやすい状態になっています。また、妊娠症状でもある頻尿の症状を我慢することが原因で膀胱炎になる可能性も高くなります。このため、頻尿の症状がひどいなと感じたら、まずは膀胱炎になっていないか確認することが大切です。

リエ先生

産婦人科医

妊娠中の生理的な頻尿は心配する必要はありません。しかし、膀胱炎による頻尿の場合は治療が必要です。膀胱炎の時には排尿時に痛みがあります。そのような症状がある場合には病院を受診しましょう。

2. 妊娠初期に頻尿の症状が出た際の注意点【他の症状もチェック】

妊娠初期に頻尿になったときの注意点として、他の症状もチェックすることがあります。もし排尿時の痛みや混血、尿が白濁していたり高熱があったりした場合は、頻尿ではなく膀胱炎や腎盂腎炎、尿路結石症などの病気の可能性も考えられます。頻尿以外にも症状がある場合は、すみやかにかかりつけの医師に相談しましょう。

3. 妊娠初期に頻尿の症状が出た際の注意点【脱水症状に注意】

妊娠初期に頻尿の症状が出た時は、脱水症状にも注意が必要です。頻尿でトイレにいく回数が増えるということは、それだけ体内の水分を排出しているということになります。中には、トイレの回数を減らすために水分を控えて脱水症状になる妊婦さんもいます。頻尿だからと水分を控えず、こまめに水分補給をするよう心がけましょう。

4. 妊娠初期に頻尿の症状が出た際の注意点【腎盂腎炎に注意する】

腎盂腎炎に注意しましょう。

妊娠初期に頻尿の症状が出た場合、膀胱炎にかかっていることも考えられます。それに気付かず悪化させてしまうと、腎盂腎炎を併発してしまう危険性もあります(※2)。腎盂腎炎になると炎症が全身へ広まり、子宮の収縮を引き起こす原因にもなります。また、卵膜まで菌の感染が広がると破水が起こり流産や早産になる危険性もあるため、十分に注意しましょう。

5. 妊娠初期に頻尿の症状が出た際の注意点【市販薬】

妊娠初期に頻尿の症状が出た際に注意したいのが、市販薬の服用です。市販薬は夜中や休日など病院が開いていない時に頼りになりますが、頻尿や膀胱炎に効く市販薬の中には妊娠中の服用に注意が必要なものがあります。頻尿の症状がつらい時は、自己判断で市販薬を服用せずかかりつけの医師など病院に相談しましょう。

6. 妊娠初期に頻尿の症状が出た際の注意点【抗生物質】

妊娠初期に頻尿になり膀胱炎になってしまった場合、抗生物質の服用にも注意しましょう。膀胱炎は抗生物質で治療しますが、中には妊娠中に注意が必要な抗生物質もあります。病院で妊娠中であることをしっかり伝え、薬を処方してもらいましょう。

7. 妊娠初期に頻尿の症状が出た際の注意点【外陰部を清潔に保つ】

妊娠初期に頻尿の症状が出た場合、外陰部を清潔に保つことも大切です。トイレの回数の増加やおりものシートや尿漏れパッドの使用によって外陰部が炎症を起こしやすい状態になります。炎症を引き起こすと、さらなるトラブルにつながる恐れが高まります。頻尿の際は、外陰部を清潔に保つよう心がけましょう。