産後に痔になった…治し方は?激痛・出血の症状は危険?原因・治療法などを解説!

【医師監修】産後の痔に悩まされるママは少なくありません。ちょっと恥ずかしくて相談しずらいですが、放置すると激痛になることも。産後に痔になる原因、出血などの症状、治療法、予防法などについて、先輩ママの体験談やドクターの助言を交えて解説します。参考にしてください。

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Contents
目次
  1. 産後に痔になった…
  2. 産後に痔になりやすいのはいつからいつまで?原因は?
  3. 産後の痔の種類・症状は?
  4. 産後に痔になった場合の治し方は?
  5. 産後の痔は病院へ行くべき?治療法は?
  6. 産前・産後の痔を予防する方法
  7. 産後の痔の激痛エピソード
  8. 産後は痔にならないように注意しよう!

一番のおすすめは、湯船に浸かってしっかりと体を温めることです。体を温めることで全身の血のめぐりがよくなり、腸の動きが活発になります。しかし、産後は忙しくゆっくり入浴する時間がないというママも多いですよね。そんな場合には、体を温める効果のあるショウガやハーブティーなどを普段の食生活に取り入れてみましょう。

産前・産後の痔を予防する方法その⑥刺激物を取り過ぎないようにする

刺激物を取り過ぎないようにしましょう。香辛料やスパイスなどの刺激物は、胃で消化しきれずにそのまま便として出てくることがあります。つまり、刺激物は直接、肛門周辺の皮膚を刺激してしまうことになるのです。少量であれば影響はありませんが、大量に摂取することは控えるようにしましょう。

産前・産後の痔を予防する方法その⑦肛門に負担をかけない

肛門に負担をかけないようにしましょう。長時間同じ姿勢で座り続けると、肛門に負担をかけてしまいます。血液のめぐりも悪くなりますし、肛門周辺の血液を圧迫することで痔になりやすくなるのです。デスクワークなどで長時間椅子に座る必要がある方は、上の画像のようなドーナツ型のクッションを使用するなど、肛門に負担をかけないように対処しましょう。

産前・産後の痔を予防する方法その⑧肛門周辺を清潔に保つ

肛門周辺を清潔に保ちましょう。肛門周辺を不衛生なまま放置してしまうと、少しの傷でも炎症を起こしてしまい、痔になってしまうこともあります。常に清潔に保つように心がけましょう。ウォシュレットを使うようにするといいですよ。

(産後のお腹ぽっこりについては以下の記事も参考にしてください)

産後のお腹のぽっこり…いつ戻る?たるみ引き締めダイエットで体型を戻そう!

産後の痔の激痛エピソード

いつまでも治らない痔に悩んでいる人は、みんながどう対処したのか気になりますよね。ここでは、先輩ママが体験したつらい痔のエピソードを紹介します。先輩ママたちがどんな症状だったのか、どんな治し方をしたのか、参考にしてくださいね。

内痔核が脱肛になった

先輩ママ(妊活経験有)

(30代後半)

産後2カ月くらいたった時にお尻に違和感を感じました。いつまでたってもなかなか治らず、それが外に出て脱肛状態に。病院に行って、軟膏を処方してもらいました。そして、便秘しないようにするのが一番の治し方だというので、とにかく水分をたくさん取るようにしました。

自然に治る方もいるようですが、私の場合は病院を受診して良かったです。

治らないまま放置してしまい、悪化してしまったケースですね。脱肛もひどくなると手術しなくてはならなくなってしまうので、やはり早めの受診がキーポイントです。

突然激痛を感じた

YOTSUBA専属ライター

30代前半

2人目を出産した後に初めて痔になりました。はじめは少し違和感を感じる程度だったのが、ある日突然激痛に襲われました。排便の時に出血もあったし、あまりの激痛だったのですぐに病院を受診して薬を処方してもらいました。

あとで考えると、車で実家に帰った時に往復3時間も運転で座りっぱなしだったのが良くなかったのだと思います。痔は慢性化してしまうと、いつまでも治らないので痛みに気づいたら病院に行くことをおすすめします。

長時間同じ姿勢で座り続けて肛門を圧迫してしまうと、痔を悪化させてしまうことになります。仕事の都合でやむを得ないような場合は、クッションを置くなど何らかの対処をすることが大切ですね。

妊娠中からの便秘が原因で痔になった

先輩ママ(人工受精経験有)

(40代前半)

妊娠する前は一度も便秘になったこともなかったのに、妊娠後期に入ってから便秘になりました。その時はそこまでひどくはなかったのですが、産後1カ月検診がすんだ頃にひどい便秘になり、排便時に出血と痛みを伴うように。

しばらく様子を見ていましたが、いつまでたっても治らないので結局かかりつけの産婦人科に行って便秘薬を処方してもらいました。授乳中は、母乳に水分を持っていかれるからこまめに水分をとってと言われて今も気を付けています。