胎児の成長過程は？身長・体重・様子は？妊娠初期〜臨月まで画像で紹介！

妊娠がわかって産婦人科に通うようになると、エコーで胎児の様子を鮮明に記録していきます。胎児の成長の様子やスピードが気になる人は多くいます。特に胎児の成長スピードが平均から大幅に遅れていると不安になる人も少なくないでしょう。

胎児の成長スピードは週数を重ねていくにつれて個人差が大きくなっていくものです。先輩ママの体験談とあわせて胎児の成長スピードについて紹介していきます。ぜひ参考にしてください。

妊娠初期というのは月経予定日である4週0日～15週6日までのことを指します。この時期は全妊娠期間を通して流産する可能性が最も高いといわれる時期です（※1）。不安な気持ちを抱く人も少なくないでしょう。

ここからは、妊娠初期を更に細かく分けて紹介していきます。身長・体重の平均値も紹介するので赤ちゃんの大きさが気になった際にはぜひ参考にしてみてください。

妊娠2カ月頃は、妊娠を自覚したりつわりが始まったりする時期です。多くの場合、4週目はまだ病院に行っても赤ちゃんの入っている袋すら小さすぎて見ることができません。

5週に入ると赤ちゃんの袋が見え始め、6週後半頃になってやっと赤ちゃんの姿と心拍を確認することができるのです。妊娠2カ月の心拍確認前は流産しやすい時期です。出血したり強い腹痛を感じたりした場合は早めに産婦人科にかかるようにしましょう。

＜赤ちゃんの身長・体重の平均値＞
ーーーーーーーーー
・身長：約3～12mm
・体重：約1～4g
ーーーーーーーーー

この頃の赤ちゃんはエコーでも頭と体、手足がはっきりと見えるようになります。8週頃には「頭殿長」という赤ちゃんの頭の先からお尻までの長さを測って赤ちゃんの大きさを測定し、そこから予定日を確定させていきます。

まだ赤ちゃんが小さいため胎動を感じることはできませんが、エコーでは元気いっぱい動き回る赤ちゃんの姿が見えるかもしれません。産院によってはエコーの画像だけでなく、動画を持ち帰ることができる場合があります。ぜひ、パパと一緒に見てみてください。

＜赤ちゃんの身長・体重の平均値＞
ーーーーーーーーー
・身長：約18～60mm
・体重：約5～12g
ーーーーーーーーー

妊娠4カ月頃になると胎盤が完成に近づき、徐々につわりの症状が落ち着いてくる人が多くなっていきます。また、赤ちゃんが大きくなってくることで経腟エコーでは全体を見ることが難しくなり、経腹エコーに移行していくのもこの時期です。

胎盤が出来上がるといよいよ赤ちゃんはママから栄養をもらって成長していくようになります。体重の増加を気にするあまり、過度に食事制限をしたり偏った食事を取ってしまうママもいるでしょう。しかし、バランスよく食事が取れていないと赤ちゃんも栄養不足に陥ってしまう危険性があります。

出産するということも、お腹の中で赤ちゃんを育てるということも、妊娠前に比べると多くの栄養と体力が必要となります。できるだけ栄養バランスのとれた健康的な食事を取るようにしていきましょう。

＜赤ちゃんの身長・体重の平均値＞
ーーーーーーーーー
・身長：約15cm
・体重：約120g
ーーーーーーーーー

（妊娠中の食事や栄養については下記の記事も参考にしてください）