母子手帳を再発行するには?場所・必要なものは?予防接種・出生記録はどうなる?

母子手帳を再発行するためにはどうすればよいかご存知でしょうか?ここでは、母子手帳の再発行が必要な場面や、母子手帳を再発行できる場所・必要なもの、再発行後の予防接種・出生証明がどうなるかなどを体験談を交えて紹介していきます。

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Contents
目次
  1. 母子手帳は再発行できるの?
  2. 母子手帳の再発行が必要なのはどんな時?
  3. 母子手帳を再発行する方法は?場所・必要なものは?
  4. 母子手帳を再発行した後、予防接種・出生証明の記録などはどうなる?
  5. 母子手帳に子どもの成長記録を大切に残そう!

専業主婦

30代前半

夫の海外赴任が終わり、日本に帰国。次女は、検診などでまだ母子手帳が必要なため、転入届と一緒に申請しました。長女は海外赴任直前に妊娠発覚して日本で母子手帳を貰っていたけど、帰国時に捨ててしまったため、長女の分も再発行してもらえました。

引っ越しをした時にも母子手帳の再発行が必要だと考えますよね。実際は、引っ越しをしても必ず母子手帳を再発行しなければいけないわけではありません。ただ、違う自治体に引っ越しをした場合は、母子手帳に付いている補助券などが使えなくなる可能性があります。引っ越し先の自治体に問い合わせをして、再発行が必要かどうかを早めに確認をしておきましょう。

(自治体による妊娠・出産支援については以下の記事も参考にしてみてください)

出産祝い金制度とは?妊婦健診や保育園の補助も?自治体ごとに徹底比較

離婚や再婚をした時

会社員

30代前半

離婚をしたから母子手帳を再発行してもらいました。パパの名前や私の名字を二重線で消したり、テープを貼って書き換えることも考えたけど、事情があるとはいえ、子供が見たら何か思うことはあるだろうし、きれいな状態で残してあげたかったから。

パート

20代後半

離婚後、前夫の名前も思い出したくないし、病院に行くと母子手帳に書いてある前夫の名字で呼ばれることもあったから、母子手帳の再発行を検討。紛失したと言ったらすぐに再発行してくれて、中身は自分で書き替えました。

離婚や再婚をした時に、母子手帳を再発行したいと考える人は多いかもしれません。母子手帳には、父親と母親の名前が記入してあるので、離婚した人の名前が残ってることを嫌う人もいます。名前などは自分でテープを貼って修正してもよいのですが、新しい母子手帳を再発行してもらう人が多いです。

災害で母子手帳を紛失や破損した時

会社員

30代後半

東日本大震災の時に、息子の母子手帳が流されてしまいました。息子はもう18歳だから、母子手帳を使う必要はないんだけど思い出の品だから残しておきたくて、再発行できるか問い合わせをしてみたら、予防接種記録も付けて再発行してくれました。

地震や大雨などの災害に遭って母子手帳を紛失したり破損した時にも、母子手帳の再発行が必要だと言えます。避難グッズの中に母子手帳を入れておくとよいのですが、状況次第では着の身着のまま避難することもあります。災害があった時には、自治体もすぐに母子手帳を再発行する準備を進めてくれることが多いので、できるだけ早めに再発行をしましょう。

盗難に遭った時

専業主婦

20代後半

スーパーの駐車場で車上荒らしに遭い、母子手帳や診察券、哺乳瓶などを盗まれてしまいました。予防接種もあるし、ないと困るからすぐに再発行をしに行ったけど、大事な記録と思い出を盗まれたことがショック。

車上荒らしや空き巣に入られて盗難にあった時には、母子手帳を再発行する必要があります。盗難にあった場合は、母子手帳が戻ってくることはほとんどありません。予防接種や検診などが控えている時には、できるだけ早めに再発行の手続きをしましょう。もちろん、警察へ被害届を出すことも忘れないでくださいね。

母子手帳を再発行する方法は?場所・必要なものは?

母子手帳は、各自治体の担当の窓口で申請をすれば、ほとんどの場合は当日中に再発行をしてくれます。申請する場所は、主に市役所や区役所、保健センターです。自治体によって申請場所が違うので、母子手帳を再発行する場合は、お住まいの自治体のホームページなどで事前に確認をしてみてください。

母子手帳の再発行の申請は、基本的には妊娠をした本人、つまり子供の母親が申請場所へ行って申請するべきなのですが、事情がある場合は代理人でも申請は可能です。

母子手帳の再発行に必要なもの