マタニティブルーズ・産後うつの原因は?予防法はある?症状をチェックしてみよう

【医師監修】産後、急に気持ちが落ち込んだり、可愛いわが子なのに育児に気持ちが入らなくなったりしませんか。誰にでも起こりうるマタニティブルーズや産後うつについて、原因、症状、予防・解消法、相談できる場所などを先輩ママの体験談やドクターの助言を交えて説明します。

( 3ページ目 )
Contents
目次
  1. マタニティブルーズ・産後うつとは?
  2. マタニティブルーズの原因は?
  3. マタニティブルーズの症状をチェック!
  4. 症状が1週間続いたら「産後うつ」の可能性も?
  5. マタニティブルーズはいつからいつまでなりやすい?
  6. マタニティブルーズの予防・解消法
  7. マタニティブルーズの疑いがある場合に家族ができることは?
  8. マタニティブルーズの症状を相談できる場所
  9. 産後はマタニティブルーズに気をつけよう!

ここではマタニティブルーズの予防法と解消法を紹介します。マタニティブルーズにならないための予防法や、なってしまった時の対処法について紹介していきます。

誰かに話を聞いてもらう

誰かに話を聞いてもらいましょう。マタニティブルーズの予防法、解消法で有効なのは、パートナーや家族、友人に胸の内を聞いてもらうことです。いつまでも1人で抱え込むのはストレスのもとです。誰かに悩みを打ち明けるだけでも、気が楽になります。

完璧を求めない

家事にしろ育児にしろ完璧を求めないようにしましょう。産後は心身ともに疲れきっている状態です。家事や育児も全部しっかりやらなきゃと気負い過ぎてしまいます。それが思い通りにできないとストレスになってしまいます。体が回復し、赤ちゃんとの生活に慣れるまでは、無理をせず目の前の出来ることだけをするようにしましょう。

体を動かす

ストレッチやウォーキングなど、無理のない範囲で体を動かしてみましょう。体を動かすことで、全身の筋肉がほぐれて気持ちがリフレッシュします。お天気の良い日に赤ちゃんをベビーカーに乗せてお散歩するだけでも予防法になります。家に閉じこもらず、外に出てみましょう。

一時保育を利用する

YOTSUBA専属ライター

(20代後半)

私は、育児で息が詰まりそうになった時は夫に赤ちゃんを預けて1人ランチを楽しむようにしています。月に1回程度ですが、この時間があるおかげでリフレッシュできているのだと思います。リフレッシュするようになって、いつからか気持ちが楽になりました。

赤ちゃんを預かってくれる一時保育を利用し、赤ちゃんと離れて1人になってみましょう。ゆっくりとランチをしたり、お友達とおしゃべりしたりすることはストレス発散になり、とても効果的なマタニティブルーズの予防法になります。

(産後の外出については以下の記事も参考にしてください)

産後の外出はいつから?後遺症の可能性など時期別の影響や注意点を解説!

マタニティブルーズの疑いがある場合に家族ができることは?

マタニティブルーズの疑いがある場合は、家族に支えてもらいましょう。周りの家族ができることを紹介します。

一人の時間を作ってあげる

時にはママに1人になれる時間を作ってあげましょう。たとえ1時間でも赤ちゃんと離れてゆっくりできれば、気持ちをリセットしてストレス発散することができます。ママからは子どもを預かってとなかなか言い出せないかもしれないので、積極的に家族が声をかけてあげましょう。

話を聞く

先輩ママ(妊活経験有)

(20代前半)

育児に疲れていた時、実家の母に電話をしてよく話を聞いてもらっていました。話を聞いてもらうだけで、少し楽になり、気持ちを切り替えることができたと思います。

話を聞いてあげましょう。問題そのものが解決しなくても、女性は悩みを聞いてもらうだけで安心します。マタニティブルーズかもしれないと思ったら、ゆっくりとママの話を聞く時間をとってあげましょう。ママは話をしているうちに、気持ちも落ち着いてくるでしょう。

家事を分担する