子宮口が開かない・硬い原因は?妊娠中にできる対策、陣痛〜出産の流れも!
【医師監修】出産の際に子宮口が開かない・硬い原因や、陣痛〜出産の流れなどを紹介します。スムーズな出産ができるよう、妊娠中にできる自分で柔らかくする方法や、子宮口が開かない場合の処置、帝王切開の可能性についても詳しく紹介しますので参考にしてくださいね。
軟産道強靭
赤ちゃんが産まれる時の通り道を「軟産道」と言います。通常、産道と呼ばれるものには「骨産道」と「軟産道」があります。産道は骨と筋肉でできているのです。この軟産道の筋肉が硬くて伸びが悪い状態のことを「軟産道強靭」といいます。
臨月になりお産が近づくと、徐々に軟産道が柔らかく伸びていきます。しかし、人によっては硬いままで伸びも悪い場合があるのです。軟産道強靭の原因は、過去の手術や子宮奇形、生まれつきの体質などさまざまな原因があるといわれています(※3)。また、高齢出産では、軟産道強靭の可能性が高くなるといわれています。
子宮口が開かない状態で陣痛はくる?

人によっては、さまざまな原因により臨月から徐々に開くはずの子宮口が開かないことがあります。子宮口がうまく開かない状態から陣痛はやってくるのでしょうか。
子宮口が開かない状態でも陣痛はやってくる
子宮口が開いていないからといって、陣痛が来ないということはありません。妊娠・出産は個人差が大きいものです。そのため、臨月過ぎの妊婦検診で医師から「まだ子宮口が開いてないし、硬いね」と言われた次の日に陣痛が来たという人もいます。
ちなみに、陣痛がおきると自然と子宮口が柔らかくなっていきます。子宮口が少しずつ開き柔らかくなります。それから陣痛が起こるケースが多いのですが、個人差によって多少の前後はあると思った方がいいでしょう。
陣痛が来ないこともある
子宮口が開かないからといって陣痛が来ないわけではありません。出産予定日が過ぎても陣痛が遅れてしまう人もいます。子宮口が開かないうえに、出産予定日になっても陣痛が来ないとなれば不安になってしまいますよね。
そういった場合は医療的な処置で解決することもありますので安心してくださいね。慌てずに、早めに医師に相談してみましょう。
増田陽子
内科医
陣痛と子宮口が開くというのは、関係していますが厳密に言えば直接それらの機能がつながっているわけではありません。
子宮口の開き具合と出産までの流れ

ここで子宮口の開き具合と出産までの流れを紹介します。子宮口が開かないといっても、いつ頃からどのくらい開いていればいいのか疑問に感じている人も多いでしょう。出産までの流れには、大きくわけて「前駆陣痛」「陣痛」「分娩第一期」「分娩第二期」「分娩第三期」の5つがあります(※4)。
どういう流れで出産に至るのかを知っておくことで、慌てることなく出産に挑めるようにしましょう。
前駆陣痛
まず、臨月に入り出産が近づくころに起きるのが前駆陣痛です。これは、名前のとおり陣痛に似ています。初産婦の場合は「陣痛が来た!」と勘違いしてしまうことも多いのが前駆陣痛です。前駆陣痛は、下腹部に酷い生理痛のような鈍痛と、次第に痛みが消えるという特徴があります。
また、痛みを感じる間隔も本陣痛とは違い不規則です。前駆陣痛が起きてから、本陣痛という流れになります。前駆陣痛から本陣痛までの時間の間隔は、数日から数週間と個人差が大きいのも特徴ですね。前駆陣痛だと感じたら、本陣痛と前駆陣痛を区別するためにも、痛みの間隔をはかりながら本陣痛がやってくるのを待ちましょう。
本陣痛
前駆陣痛の次にやってくるのが、本陣痛です。本陣痛の特徴は、痛みが規則的にやってくる点です。出産が近づくにつれて陣痛の間隔が早くなります。前駆陣痛から本陣痛に入る前兆として「おしるし」というものがあります。おしるしとは子宮から少量の出血があることです。これは、赤ちゃんを包む卵膜がはがれたことによる出血です。
出産予定日が近づいたら、前駆陣痛と本陣痛を区別するためにも、陣痛の間隔をはかるようにしましょう。また、おしるしの出血量は個人差があり、必ず出血するというわけではありません。「本陣痛に入ったけどおしるしがわからなかった」という人もいます。
分娩第一期
分娩第一期は開口期ともいわれています。本陣痛が始まったあと、子宮口の大きさがおよそお10cmになるまでの期間を指します。本陣痛が始まってから、一定の間隔で陣痛が起き、少しずつ子宮口が開いていきます。最初に陣痛に気づく頃は、子宮口が1~2cmであることが多く、これを潜伏期と呼びます。
次に子宮口が3~4cm程度まで開いてきます。これを移行期と呼びます。そして、いよいよ子宮口の大きさが5~9cmになった段階が活動期です。この活動期に入ると、陣痛は3~5分の間隔で起こります。痛みが徐々に激しくなってきて、破水がおこる時期です。
増田陽子
内科医
多量の出血があったり、激しい痛みやその他の症状が伴う場合には、原因が違う可能性が高いですので直ぐに病院へ連絡して下さい。
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